サウルとは? わかりやすく解説

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サウル【Saul】


サウル

名前 Saul; Saoul; Saúl; Sául

サウル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/22 07:38 UTC 版)

サウル(Saul、ヘブライ語: שָׁאוּל‎、Šāʾūl)は、旧約聖書サムエル記』に登場する、紀元前10世紀頃のイスラエル王国の最初の王。


注釈

  1. ^ さて、サウルのむすこたちはヨナタン、エスイ、およびマルキシュアである。ふたりの娘の名は次のとおりである。すなわち姉の名はメラブ、妹の名はミカルである。サウルの妻の名はアヒノアムといい、アヒマアズの娘である。また軍の長の名はアブネルといい、サウルのおじネルの子である。サウルの父キシとアブネルの父ネルとは、アビエルの子である。(サムエル記上(口語訳)#14:49-51
  2. ^ しかし王はサウルの子ヨナタンの子であるメピボセテを惜しんだ。[中略...]王はアヤの娘リヅパがサウルに産んだふたりの子アルモニとメピボセテ、およびサウルの娘メラブがメホラびとバルジライの子アデリエルに産んだ五人の子[中略...]アヤの娘でサウルのめかけであったリヅパ[中略...]こうして彼らはサウルとその子ヨナタンの骨を、ベニヤミンの地のゼラにあるその父キシの墓に葬り、すべて王の命じたようにした。(サムエル記下(口語訳)#21:7-14
  3. ^ ネルはキシを生み、キシはサウルを生み、サウルはヨナタン、マルキシュア、アビナダブ、エシバアルを生んだ。ヨナタンの子はメリバアルで、メリバアルはミカエル[ミカの誤植?s:歴代志略上(文語訳)#8:34]を生んだ。ミカの子らはピトン、メレク、タレア、アハズである。(歴代志上(口語訳)#8:33-35
  4. ^ サウルの父はキシ、アブネルの父はネルで、共にアビエルの子とサムエル記上14:51ではなっているため一見従兄弟に見えるが、歴代志上8:33ではキシの父がネルとなっているため、従兄弟ではなく叔父に相当する可能性が残る。
  5. ^ 歴代志上8:33ではヨナタンの子はメリバアルで、メリバアルはミカを生んだ事になっているが、サムエル記下9:12ではヨナタンの子メピボセテには小さい子があって、名をミカといったとあるため、ヨナタンの子メピボセテとメリバアルが同一人物を指す可能性は残る。
  6. ^ さて、ベニヤミンの人で、キシという名の裕福な人があった。キシはアビエルの子、アビエルはゼロルの子、ゼロルはベコラテの子、ベコラテはアピヤの子、アピヤはベニヤミンびとである。(サムエル記上(口語訳)#9:1
  7. ^ メピボセテには小さい子があって、名をミカといった。そしてヂバの家に住んでいる者はみなメピボセテのしもべとなった。(サムエル記下(口語訳)#9:12

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