諸部族とは? わかりやすく解説

諸部族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 08:12 UTC 版)

ゲルマン人」の記事における「諸部族」の解説

大部族のスエービーはエルベ川下流域生息し、のちに一つ集団ライン川上流ドイツ南西部マインツ付近に定住しもう一つ集団ボヘミア平原定住したカエサルと戦争敗北したアリオウィスト率いるスエービーの一部は、セムノーネースを中心としたアレマンネンに参加し、のちにフランク王国併合された。スエービーの名前はシュヴァーベンとして残っている。別の一部スペインでスエービー王国作る滅亡したスペイン語フランス語ではドイツ人はAlemania、Allemagneというがこれはアレマン人由来する南部のスエービーの主力部分ボヘミア移住し6世紀頃までにマルコマンネン人が住んでいたドイツ南東部からオーストリア移住しバイエルン呼ばれたユトランド半島にいたキンブリーとテウトニーは紀元前100年頃イタリアへ侵攻したが、ローマ軍撃退された。また、彼らはケルト系のボイイー地域移住した。キンブリーとテウトニーの後裔にはアトゥアートゥキーがいる。 このほか、ハルーデース、マルコマンニー、トゥリボキー、ウァンギオネース、ネメーテースなどがいた。 紀元100年頃にはインガエウォネース、イスタエウォネース、ヘルミノネースの3つの種族分かれていた。 インガエウォネース北海沿岸アングルサクソン、フリージアンをふくむ。 イスタエウォネース:エルベ川流域。 ヘルミノネース:その他。 タキトゥス時代から大移動までの300年の間連続性保っていた部族は、 ワンディリイー(ヴァンダル) フリースィイー(フリージアン) スエービー ランゴバルディー(ランゴバルド) アングリイー(アングル) エウドセース(ジュート) マルコマンニー(マルコマンネン) クァディー ゴトーネース(ゴート) ルギイー スイーオネース(スウェーデン) などである。 ゲルマン諸部族については『ベーオウルフ』『ウィードスィース』にも記録がある。

※この「諸部族」の解説は、「ゲルマン人」の解説の一部です。
「諸部族」を含む「ゲルマン人」の記事については、「ゲルマン人」の概要を参照ください。

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