諸資料による最期とは? わかりやすく解説

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諸資料による最期

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 10:19 UTC 版)

大石造酒蔵」の記事における「諸資料による最期」の解説

壬生浪士始末記』(西村兼文)や『新選組始末記』(子母澤寛)に掲載されている話として、 慶応2年2月祇園石段下今井祐三郎(祐次郎)と斬り合い殺された。兄を殺された鍬次郎今井恨み思い、それを察した土方が「私闘禁ずる法度をもって次郎注意を促すが、執念深い次郎今井付け狙う。そこで近藤に意を含められ土方が「自分近藤から大切な預かり物をしたが大変な物なので大石にも共同責任負ってほしい、その預かり物とは今井の命であり、今井万一があれば土方大石両名切腹ねばならぬ」と釘を刺したので、ようやく鍬次郎諦めた。これを伝え聞いた今井近藤土方への恩義強く感じ鳥羽・伏見の戦い奮戦して果てるまで活躍したという。 しかし、これは造酒「兄」として描かれたものであり、実際造酒が鍬次郎の弟であることから、現在では事実ではないと考えられている。ちなみにこの話では、造酒今井と切り結んでいるちょうどその頃、鍬次郎勢州藩士安西某なる武士斬り殺しお互いに屯所の前で鉢合わせをした、というドラマチックな描き方をされている。

※この「諸資料による最期」の解説は、「大石造酒蔵」の解説の一部です。
「諸資料による最期」を含む「大石造酒蔵」の記事については、「大石造酒蔵」の概要を参照ください。

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