諸道具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 05:44 UTC 版)
いけばなに使う諸道具、用具類。 花器材質は陶、竹、金属、木、藤、石、漆、ガラス、プラスチック、など。形は浅い水盤、横長、小判型、コンポート、壷、寸胴、創作器、雑器、釣り花器、掛け器など。 剣山 花鋏主に蔓手(つる手)、蕨手(わらび手)と称される2種類の花鋏が用いられる。 花台敷板、卓台(これには白木作りと塗りものがある)。その他、プラスチック、ガラス、布など。 素材を固定する道具。1センチメートル程度の長さの釘が無数に埋め込まれたもので、鉛、アンチンなどを混ぜた重り部分から出来ている。長方形、円形があり、器の形に合った舟形など、多様。剣山が誕生するまでは七宝、亀の甲と呼ぶ鉄で作られた蜂の巣状の形をしたものや、鶴や御所車、カニなど飾り物留具が使われた。 その他いけばな用の小型のこぎり、利休小刀、金槌、針金、水揚げ鉄砲、霧吹きなど。また大作ではジグソー、電動ドリル、溶接機、チェンソーなど多岐にわたる大小の道具類が使われる。
※この「諸道具」の解説は、「華道」の解説の一部です。
「諸道具」を含む「華道」の記事については、「華道」の概要を参照ください。
- 諸道具のページへのリンク