単于都護府とは? わかりやすく解説

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ぜんう‐とごふ【×于都護府】

読み方:ぜんうとごふ

中国唐代内蒙古突厥(とっけつ)などの諸部族統治するために置かれ機関650年設置


単于都護府

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/15 19:17 UTC 版)

単于都護府(ぜんうとごふ)は、中国代の六都護府の一つ。燕然都護府の漠北移設に伴い、漠南の東突厥統禦の為に帰化城(フフホト市)付近に置かれた雲中都護府が翌年(664年)に改称されたもの。

沿革

630年貞観四年)、雲中都督府を設置[1]

663年龍朔三年)、雲中都護府を設置[2]

664年麟徳元年)、単于大都護府に改称[3]

行政区分

  • 雲中都督府・・・貞観四年、析頡利右部に設置[4]
    • 舍利州・・・舍利吐利部に設置[5]
    • 阿史那州・・・阿史那部に設置[6]
    • 綽州・・・綽部に設置[7]
    • 思壁州
    • 白登州・・・貞観末に燕然都護府だったが、のちに単于都護府に属す[8]
  • 桑乾都督府・・・龍朔三年、定襄に設置[9]
    • 郁射州・・・郁射施部に設置[10]
    • 藝失州・・・多地藝失部に設置[11]
    • 卑失州・・・卑失部に設置[12]
    • 叱略州
  • 呼延都督府
    • 賀魯州・・・旧阿史那賀魯の部落。最初は雲中都督府に属していたが、のちに単于都護府に属す[13]
    • 葛邏州・・・歌邏禄部と挹怛部を合わせて設置[14]
    • 𨁂跌州・・・𨁂跌部に設置。最初は都督府で北庭都護府に属していたが、のちに単于都護府に属す[15]

参考資料

関連項目

  1. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  2. ^ 『旧唐書』志第十九地理二
  3. ^ 『旧唐書』志第十九地理二
  4. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  5. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  6. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  7. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  8. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  9. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  10. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  11. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  12. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  13. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  14. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下
  15. ^ 『新唐書』志第三十三下地理七下



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