アマツヤ
アマツヤ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/11 08:31 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アマツヤ אֲמַצְיָהוּ |
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ユダ王 | |
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在位 | 紀元前800年頃 - 紀元前783年頃 |
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死去 | 紀元前783年頃 ラキシュ |
子女 | ウジヤ |
王朝 | ダビデ朝 |
父親 | ヨアシュ |
母親 | エホアダン |
アマツヤは、ユダ王国の第9代の王である。名はヘブライ語で「𐤉𐤄𐤅𐤄(ヤフア)が動かす」という意味である。
生涯
ヨアシュの息子として生まれた。25歳で王になり、29年間治めた。彼は父ヨアシュ王を殺害した家来を処刑した。しかし、処刑した家来の子供たちの命は助けた。
エドムを攻撃する時に北イスラエルの軍勢を雇ったが、預言者の助言に従い自国に帰した。戦いに勝利した後、敵の偶像を持ち帰り拝んだ。このことを預言者が警告したが、耳を傾けずイスラエルの王ヨアシュに侵略され敗北した。ベテ・シェメシュの戦いで敗北して、アマツヤは捕虜になった。
ユダの指導者たちはアマツヤの子ウジヤを立て、紀元前791年以降はアマツヤとウジヤが共同統治を行った。
紀元前790年あるいは紀元前781年に、エルサレムのダビデの王位に復位した。アマツヤは最後にはラキシュに逃亡して、そこで追っ手の暗殺者によって殺害された。
参考文献
- 「新聖書辞典」いのちのことば社、1985年
- サムエル・シュルツ「旧約聖書概観」、聖書図書刊行会、1974年
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