ヨアシュ_(ユダ王)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヨアシュ_(ユダ王)の意味・解説 

ヨアシュ (ユダ王)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 17:53 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ヨアシュ
יְהֹואָשׁ
ユダ王
在位 紀元前837年頃 - 紀元前800年頃

死去 紀元前800年頃
配偶者 エホアダン
子女 アマツヤ
王朝 ダビデ朝
父親 アハズヤ
母親 ジビア
テンプレートを表示

ヨアシュヘブライ語: יְהוֹאָשׁYəhōʾāš)は、ユダ王国の第8代の王。名前はヘブライ語で「ヤハウェが与える」の意。

生涯

ユダ王国の王アハズヤの子として生まれる。

アハズヤがイエフに殺されると、アハズヤの母アタルヤが女王になり、自分の地位を脅かすダビデの王家の者を謀殺した。しかし、アハズヤの姉妹で大祭司エホヤダ(「ヤハウェが知る」の意)の妻となっていたエホシェバによって、ヨアシュとその乳母が助け出された。ヨアシュは6年間、主の宮にかくまわれて大祭司夫妻に保護され、養育された。

ヨアシュが7歳になった時に、大祭司エホヤダが軍隊を味方に就けてクーデターを起こし、アタルヤを捕らえて処刑してヨアシュを即位させた。エホヤダは、宗教的政治的な契約を民に結ばせて、イスラエルの神ヤハウェと新王ヨアシュに対する忠誠を誓わせた。ユダの国民はバアルの宮と祭壇の像を破壊した。ヨアシュは、エホヤダと共に賢明な政治を行った。

だが、エホヤダの死後、ヨアシュとユダの国民は神に背いて、アシェラと偶像に仕えた。エホヤダの子ゼカリヤがヨアシュの罪を責めたが、ユダの国民がヨアシュの命令によりゼカリヤを殺害した。直後、アラムの王ハザエルがユダ王国を侵略してエルサレムを陥落させ、主の宮の宝物を略奪した。

ヨアシュはやがて家来達から信頼を失い、ついには謀反を起こされ、病床にあったところを殺害された。ヨアシュの遺体はダビデの町に葬られたが、王の墓には埋葬されなかった。息子アマツヤが王になり、父ヨアシュを殺害した家来を処刑したが、その家来の子供たちの命は助けた。

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヨアシュ_(ユダ王)」の関連用語

ヨアシュ_(ユダ王)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヨアシュ_(ユダ王)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヨアシュ (ユダ王) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS