チタノサウルス
英語:Titanosaurus
白亜紀に生息していたとみられる恐竜。草食で長い首をもつ竜脚類の中でもかなり大型の部類に数えられる。
2014年5月、南米アルゼンチンの古生物博物館(Egidio Feruglio Paleontological Museum)が、アルゼンチン南部のパタゴニアで巨大な恐竜の化石が発見されたと報じられた。この化石はチタノサウルスの一類であり新種と見られている。BBCニュース等によれば、このチタノサウルス類の新種は全長40メートル、高さは20メートル、重量は7トン余りに達すると推測されており、これまで発見された恐竜の中でも最大の種である可能性が高いと見られている。
関連サイト:
'Biggest dinosaur ever' discovered - BBC News
ティタノサウルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/13 07:21 UTC 版)
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ティタノサウルス | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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T. indicus のホロタイプ尾椎
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地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
白亜紀後期 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Titanosaurus Lydekker, 1877 |
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属 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ティタノサウルス (Titanosaurus) は、中生代白亜紀後期のインドに生息していた竜脚類の恐竜。ティタノサウルス類の1属である。名はギリシア神話の巨神ティーターンに由来するが、竜脚類としては大型ではない。文献によってはチタノサウルス、あるいは英語式にタイタノサウルスと表記される。
形態
発見されたのは胴体後部の椎骨および肋骨の部分骨格のみであり、詳しい形態は判明していない。近縁の属では、体長12 - 19メートルほどで四肢は短く、背中に皮骨から構成される装甲を持っていたと推定されている[1]。
2022年には岡山理科大学などがゴビ砂漠を調査して同類の1,000個以上もの足跡「行跡」を発見し、歩き方や姿勢の解明につながると期待されている[2]。
出典
- ^ リチャードソン 2005, pp. 124–125.
- ^ “恐竜足跡、ゴビ砂漠で1000個 歩き方解明へ一歩、岡山理大”. 共同通信. 共同通信社 (ノアドット). (2022年9月5日) 2023年7月6日閲覧。
参考文献
- ヘーゼル・リチャードソン、ディビット・ノーマン(監修)『恐竜博物図鑑』出田興生(訳)、新樹社〈ネイチャー・ハンドブック〉、2005年、124-125頁。ISBN 4-7875-8534-7。
関連項目
「ティタノサウルス」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
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