のろい

デジタル大辞泉

のろい〔のろひ〕【呪い／^×詛い】

読み方：のろい

のろうこと。呪詛(じゅそ)。「—をかける」「—をとく」

のろ・い【^▽鈍い】

読み方：のろい

［形］［文］のろ・し［ク］

１ 進み方がゆっくりしている。遅い。「足が—・い」「車が—・い」

２ 動作や頭の働きなどが悪い。にぶい。「反応が—・い」

３ 女性に対してあまい。色事に溺れやすい。

「矢っ張り男と云うものは—・いものと」〈木下尚江・良人の自白〉

[派生] のろさ［名］

日本語活用形辞書

詛い、呪い

読み方：のろい

ワ行五段活用の動詞「詛う」「呪う」の連用形である「詛い」「呪い」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

詛う  » 「詛う」の意味を調べる
呪う  » 「呪う」の意味を調べる

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世界宗教用語大事典

のろい 【呪】

神秘的手段で特定の個人や集団に死や病気などの災厄を生じさせようとする邪悪な行為。呪詛とも。古今東西を問わず世界各地にみられる。神仏の霊力を借りると思って行動する人が多いようだが、それは邪見で、私怨のことの方が多い。世諺に「人を呪わば穴二つ」といい、人を呪うと自分にも災いが来るとする。

ウィキペディア

のろい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/15 22:08 UTC 版)

のろい（日本語の形容詞：鈍い；名詞：呪い、詛い）

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関連項目

• 呪い - 災いが起こるよう祈ること（「詛い」とも）については、こちらを参照。

ウィキペディア小見出し辞書

のろい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/09 22:23 UTC 版)

「妖怪屋敷」の記事における「のろい」の解説

ステージ5のボス。鬼のような「般若道士」の妖怪。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

のろい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 10:32 UTC 版)

形容詞

のろい【鈍い】

1. 動きなどが遅い様子。
   • 汽車は小駅にも一々停るので、非常にのろい様な気がする。（斎藤茂吉『ドナウ源流行』）

発音^(?)

の↗ろ↘い

関連語

• 類義語: 迂鈍, 緩慢, 愚鈍, スローモー, 遅緩, 遅慢, 手粘い, 駑馬, とろい, 鈍重, 鈍臭い
• 派生語: 薄鈍い, 手鈍い, 間鈍い

翻訳

• 英語: slow ^(en), dull ^(en)

名詞

のろい【呪い、詛い】

1. （「のろう」の連用形名詞化）呪うこと。
   • 他の生命を否定せんとし、これに呪いを送るように働きかけることは絶対に悪である。（倉田百三『愛と認識との出発』）

発音^(?)

の↗ろい

関連語

• 類義語: 呪詛, 詛呪, 蠱業, 蠱事

翻訳

• ドイツ語: Fluch ^(de) 男性
• 英語: spell ^(en), curse ^(en)

漢字辞典

嚩

嚩	画数：19 音読み：ハク、 バ 訓読み：のろい ピンイン：mo2 対応する英語：used to transliterate Sanskrit 'va'

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Weblio日本語例文用例辞書

「のろい」の例文・使い方・用例・文例

• お姫さまがカエルにキスをするとのろいが解けた
• 彼女は彼に向ってのろいの言葉を叫んだ。
• 魔術ののろいの対象
• 彼女の運転は、注意深いのではなくて、のろいのだ。
• 彼は理解力がのろい。
• 彼はやや動作がのろいが、その他の点ではよい生徒だ。
• 彼はのろいの言葉をつぶやいた。
• 何て歩みののろいやつだろう。
• のろいはのろい主に返る。
• それはとてものろい列車だった。小さな駅ごとに止まるのだった。
• 人にのろいをかける.
• 《諺》 のろいはのろい主に返る, 「人をのろわば穴二つ」.
• のろいが確実に働く.
• のろい[天恵]が人の頭上にふりかかるように祈る.
• 魔法使いは王女にのろいをかけた.
• 彼は計算がのろい.
• のろいけれども確実な進歩をしている.
• この汽車はのろい
• 君は足がのろい