ふか‐しぎ【不可思議】
ふかしぎ 【不可思議】
不可思議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/19 07:34 UTC 版)
不可思議(ふかしぎ)とは
「不可思議」というのは漢語であるが、和語で言えば「思うことや、議することが、できない」という意味である。略して「不思議(ふしぎ)」という。
理解や言葉を超えたこと
不可思議とは、思いはかることも、言葉で議することもできないことを広く指している。この意味では現代語では「不思議」と略して呼ぶことも多い。英語では「wonder」などに当たる。[要出典]
「世界の七不思議」などの表現・概念で用いられている。
この意味の「不可思議」は「謎」「神秘」「ミステリー」などの語で置き換えられることがある。[要出典]
テレビ番組では『日立 世界・ふしぎ発見!』などがこうした内容を扱っている。言葉だけでは伝えにくいが、テレビのカメラ・映像などを用いてそれを視聴者に伝えようとしている。[要出典]
あやしいこと、異様なこと
「不可思議」は、古語・和語では「あやし」にあたる。[要出典] 「あやし」というのは、自分には理解しにくくて異様に感じられることを言い[2]、現代的に言えば「不思議」「神秘的」「異常」「不審」などの言葉を当てることができるのである[2]。 「あやし」に漢字をあてる時は「奇し」「怪し」「異し」などとした[2]。
「不可思議」は「怪異」とも言った。この意味の「不可思議」は、現代の日本では「怪奇現象」などといった用語で呼ばれることが多い。現代の超心理学などではこれを「paranormal phenomena 超常現象」などと呼ぶ。自然科学の用語・概念などで説明・表現できないもの、などと定義されている用語・概念である。[要出典]
脚注
関連項目
不可思議
「不可思議」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は不可思議な状況で死んだ
- 不可思議な事件.
- 不可思議な神秘.
- 宇宙は不可思議なり
- 彼が助かったのは不可思議だ
- 彼が助かったのはほとんど不可思議だ
- 科学が進むに従って不可思議なことが無くなる
- 神辺不可思議の業
- 特別で不可思議な行動や創造力が心に喚起されること
- 優れた不可思議な仏法
- 一般の道理では及ばない不可思議な道理
- 理解し難く,不可思議なさま
- 不可思議である程度
- 不可思議で,怪しい事柄
- 彼女の小説「穴」は,いなかに引っ越して義理の両親の隣に住むことになり,すぐに不可思議なことを体験し始めるある女性の生活に関した物語だ。
不可思議と同じ種類の言葉
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