可とは?

か【可】

[音](呉)(漢) [訓]よい べし

学習漢字5年

よい。よろしい。成績評価では良の次のランク。「可否不可優良可」

よろしいと認める。「可決許可裁可認可

できる。なし得る。「可視・可能・可燃性不可解不可欠不可思議不可侵不可分

…するがよい。それに値する。「可憐(かれん)・可及的

名のり]あり・とき・よく・よし・より

難読可惜(あたら)・可笑(おか)しい・可愛(かわい)い・可哀相(かわいそう)・生半可(なまはんか)・成可(なるべ)く・可漆(ベクうるし)・可杯(べくさかずき)


か【可】

良い悪い二段評価合格を示す。「栄養可」

《「可能」の略》よいとして許すこと。「分売も可」

成績などの段階を示す語。優、良の次。学校成績評価では、及第認められるものの最下位


か【可】

〔名〕

① (形動) よろしいこと。ひととおりよいさま。また、よいと認めること。

海道記(1223頃)菊川より手越単衣をもしといへども、懐中の扇を手に動して、微風扶持可なり」〔論語里仁

成績評価することばの一つで、優、良に次ぐもの。


べう【可】

〔助動〕 助動詞「べし(可)」の連用形「べく」の音便

源氏100114頃)柏木まことにこの物のけあらはるべう念じ給へ

徒然草1331頃)五〇「御桟敷のあたり、更に通り得べうもあらず立こみたり」


べき【可】

助動詞「べし」の連体形) ⇒べし(可)


べく【可】

1助動詞「べし」の連用形) ⇒べし(可)

2 〔名〕 =べくさかずき可杯

評判記難波の㒵は伊勢白粉(1683頃)二「大勢中にわって入根付のべくをはげて立ながら


べし【可】

〔助動〕 (活用は「〇・べく・べし・べき・べけれ・〇」。補助活用は「べから・べかり・〇・べかる・〇・〇」。形ク型活用文語で、活用語終止形に付く。ただし、ラ変活用の語には連体形につき、また、古く上一段活用の語には連用形についた。→語誌) 推量の助動詞

① よろしい状態として是認する意を表わす

(イ) 適当であるという判断表わす。…するのがふさわしい。…するのがよい。

万葉(8C後)三・三三八「験(しるし)なき物を思はずは一杯(ひとつき)の濁れる酒を飲む可(べく)あるらし」

(10C終)八七「一日(ついたち)などぞ言ふべかりけると下には思へど」

(ロ) 当然のこととして、義務として判断する。…するはずである。…しなければならない

万葉(8C後)二・一六六「磯の上に生(お)ふるあしびを手折らめど見す倍吉(ベキ)君が在りと言はなくに」

*竹取(9C末‐10C初)「物一言言ひ置くべき事ありけり」

(ハ) 他人行動に関して勧誘命令の意を表わす打消を伴えば禁止となる。…しなさい。…するのがよい。

万葉(8C後)二・一二八「わが聞きし耳によく似る葦の末(うれ)の足痛(ひ)く我が夫(せ)勤めたぶ倍思(ベシ)」

今昔1120頃か)二五「帝王の位に至る事は、此天の与る所也。此の事吉く思惟し可給(たまふべ)し」

確信をもってある事態存在または実現推量し、または予定する。

(イ) 近い将来、ある事態がほぼ確実に起こることを予想する。きっと…だろう。…するにちがいない。

古事記(712)下・歌謡「天飛(あまだ)む 軽の嬢子(をとめ) 甚(いた)泣かば 人知りぬ倍志(ベシ)」

土左(935頃)承平四年一二二七日「汐満ちぬ、風も吹きぬべし」

(ロ) 目の届かない所で、現在進んでいる事態断定的推定する。…しているにちがいない。…しているはずだ。

万葉(8C後)八・一五一四「秋萩咲きぬ可有良(べから)し我が宿の浅茅が花散りぬる見れば」

源氏100114頃)帚木「この障子口すぢかひたる程にぞ伏したるべき」

(ハ) 近い将来事態実現予定する。…する予定である。…であることになっている

万葉(8C後)一八・四〇四二「藤波の咲きゆく見ればほととぎす鳴く倍吉(ベキ)時に近づきにけり」

源氏100114頃)桐壺今日はじむべき祈りども、さるべき人々うけ給はれる」

(ニ) 自己の行動に関して、強い意志表わす。ぜひ…しよう。きっと…しよう。

万葉(8C後)一七・三九五一「ひぐらし鳴きぬる時は女郎花(をみなへし)咲きたる野辺行きつつ見倍之(ベシ)」

徒然草1331頃)九二「毎度ただ得失なくこの一矢定むべしと思へ」

③ 可能であるとの判断表わす。…することができる。…できそうだ。

万葉(8C後)五・八一七「梅の花咲きたる苑の青柳はかづらにす倍久(ベク)なりにけらずや

源氏100114頃)空蝉「さりぬべき折見て対面すべくたばかれ」

④ (連用形「べく」を用いて行為目的表わす。…ために。現代用法

肱の侮辱(1907)〈国木田独歩〉「午後四時汽車間に合ふべく、停車場急ぎました」

[語誌](1)上代中古では、上一段動詞に付く時は、「らむ」の場合同じく連用形付き後世にも受け継がれる場合がある。室町時代以後、他の一段二段活用動詞にも連用形に付く例が多くなってくる。
(2)「べみ」「べらなり」の形を派生することがある。→べみ・べらなり
(3)現代語では、連用形「べく」と連体形「べき」が使われる。「べく」は④の用法のほか、①(ロ) の意の特殊な場合と見られる用法がある。「道草夏目漱石三四」の「彼は自分のため又家族のために働らくべく余儀なくされた」など。また、「べき」は、多く①(ロ) の意で「…すべきである」などと用いるが、「浮雲二葉亭四迷〉二」の「ヤどうも君も驚く可き負惜しみだな」のように、情意に関する動詞に付く場合も多い。「悲しむべき事態」「恐るべき子ども」など。
(4)一般推量の助動詞といわれている。しかし、「べからむ」「べかめり」のように他の推量の助動詞上接すること、「べかりけり」のように過去の助動詞上接すること、仮定条件句に生起することなどから考えると、使用者主体性希薄で、客体性が濃厚といえ、「む」系の推量の助動詞(「む」「らむ」「けむ」「まし」)とは一線を画す思われる


びょう【可】

〔助動〕 ⇒べう(可)


読み方:べく

  1. べくないの略。次条(※「べくない」)を見よ。〔役者語〕
  2. べくないと同じ。〔芸能俳優)〕

分類 俳優役者

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可能性

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 03:33 UTC 版)

可能性(かのうせい)




「可能性」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 11:55 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. 接頭語として用いて能力性質有することを表す。例「-用性」「-撓」
  2. 接尾語として用いて、可能であることを表す。例「使用-」
  3. 成績品質などの等級表示で、合格のための最低限レベル

熟語


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