諾とは?

お〔を〕【諾】

[感]承諾応答の意を表す語。はい。

「こなたにと召せば、—と、いとけざやか聞こえて」〈源・行幸


だく【諾】

承知すること。引き受けること。また、その語。「諾の返事を得る」


せ【諾】

[感]承諾の意を表す応答の語。はい。うん。

「否(いな)—とも言ひ放たれず憂きものは身を心ともせぬ世なりけり」〈後撰・恋五〉


う【諾】

[感]承諾気持ちを表す語。うん。

「我も否(いな)とも—とも云う暇(いとま)なく」〈鴎外訳・即興詩人


だく【諾】

常用漢字] [音]ダク(漢) [訓]うべなう

よろしいと承知するうべなう。「諾意諾否一諾応諾快諾許諾受諾承諾然諾内諾

承知する返事。はい。「唯唯諾諾(いいだくだく)」

名のり]つく

難読諾威(ノルウェー)


むべ【宜/諾】

[副]「うべ」に同じ。

「吹くからに秋の草木のしをるれば山風をあらしといふらむ」〈古今・秋下〉


うべ【宜/諾】

[副]平安時代以降は「むべ」と表記されることが多い》肯定する気持ちを表す。なるほど。いかにも。むべ。

山河のさやけき見れば—知らすらし」〈万・一三七


う【諾】

感動承諾の意を表わすことば。→お(諾)。

信明集(970頃)「けふの内に否ともうともいひはてよ人頼めなる事なせられそ」


うべ‐な・む【諾・宜】

〔他マ四〕 =うべなう(諾)(一)

続日本紀天平神護元年765三月五日宣命天地宇倍奈彌(ウベナミ)ゆるして授け賜へる人にもあらず」


うめ‐な・う ‥なふ 【諾】

〔他ハ四〕 =うべなう(諾)

書紀720継体二四年九月前田本訓)「陛下(すめらみこと)、国命(おほむよごと)を成して朝(みかど)に入(まゐ)りて謝罪(ウメナヒ)まうさむを待ちたまへ」


【諾】

感動〕 人に答えて承諾の意を表わす語。→諾(う)。

万葉(8C後)一六三七九六「否も諾(を)も欲しまにまに赦(ゆる)すべき貌(かたち)は見ゆやわれも依りなむ」

源氏100114頃)行幸「こなたに、と召せば、を、といとけざやか聞え出で来たり」


せ【諾】

感動承諾の意を表わす応答の語。うん。

書紀720仁賢六年九月寛文版訓)「鹿父が曰はく、諾(セ)(〈別訓〉ムメナリ)」


だく【諾】

〔名〕 応答すること。また、承知すること。他人依頼をうけること。うけあうこと。うべなうこと。また、承諾言葉。〔色葉字類抄(1177‐81)〕

御湯殿上日記大永八年(1528)八月七日西園寺大納言相続事につきて文出さるる。諾おほせられにくき事なから也」〔論語陽貨


むべ‐な・う ‥なふ 【諾・宜】

自他ハ四〕 ⇒うべなう(諾)


うべ【宜・諾】

〔副〕 (平安以降には普通「むべ」とも表記される) あとに述べる事柄を当然だと肯定したり、満足し得心したりする意を表わす。なるほど。まことにもっともなことに。本当に。

万葉(8C後)六・一三七「今つくる久邇の都は山河のさやけき見れば宇倍(ウベ)知らすらし」

古今(905‐914)秋下・二四九「吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ〈文屋康秀〉」

[語誌](1)「うべ」「むべ(んべ)」両形が現われるのは「うめ」「むめ」などと同じくmb音の前での両唇鼻音の、仮名文字への定着のさせ方の差異である。
(2)本来は副詞だが、「うべなり」(形容動詞)など多くの語を派生した。


むべ【宜・諾】

〔副〕 ⇒うべ(宜)


だく‐・する【諾】

〔他サ変〕 [文]だく・す 〔他サ変承知してうけあう承諾する。引き受ける。うべなう

文明本節用集室町中)「子路宿諾(ダクスルコト)顔淵編〕」

渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉五「飯田さんはそれをも快く諾(ダク)した」


うべ‐な・う ‥なふ 【諾・宜】

平安以降むべなう」とも表記された)

1 〔他ハ四〕 (副詞「うべ」に活用語尾「なう」の付いた語) 「うべ」と思う。同意する。願い要求などを聞き入れる

金剛般若経讚述仁和元年点(885)「此の経典聞きて信(ウベナ)はむ心をもちて

大慈恩寺三蔵法師伝永久四年点(1116)一「胡人許諾(ウベナヒ)て、言(われ)(〈注〉我也)、師を送りて五烽を過ぎむ」

2 〔自ハ四〕

服従する。配下となる。

書紀720神代下(水戸本訓)「其の不服(ウベナハ)ぬ者(もの)は、唯星の神香香背男(かかせを)のみ」

犯した罪に対して謝罪する。わびる。

書紀720景行五六八月北野本訓)「時に蝦夷(えみし)の首師(ひとこのかみ)足振辺・大羽辺・遠津闇男辺等叩頭(の)みて来(まうき)て頓首(をが)む。受罪(ウベナヒ)て尽(ふつ)くに其の地(ところ)を献(たてまつ)る」


ノルウェー

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/20 02:23 UTC 版)

ノルウェー王国(ノルウェーおうこく、ノルウェー語: Kongeriket Norge/Noreg)、通称ノルウェーは、北ヨーロッパスカンディナヴィア半島西岸に位置する立憲君主制国家。首都は半島南端部に存在するオスロ・フィヨルドの奥に形成された港湾都市のオスロ。東にスウェーデンロシアフィンランドと国境を接している。


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出典:『Wiktionary』 (2020/07/21 08:52 UTC 版)

発音(?)

造語成分・略称

諾威の第1字)

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熟語



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