デンマーク=ノルウェー
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デンマーク=ノルウェーは、デンマークとノルウェーを中心に構成されていた同君連合である。カルマル連合が1523年6月6日にスウェーデンの最終的な離脱宣言で崩壊して以後、特にノルウェー王国参事会が廃止された1537年以後の呼称である。デンマークにはスレースヴィ・ホルステン両公国も属していたが、それらは独自の行政単位であった。したがって、デンマーク・ノルウェー間での連合の解消は両公国との関係には影響せず、1864年まで同君連合を構成し続けた。
注釈
出典
- 1 デンマーク=ノルウェーとは
- 2 デンマーク=ノルウェーの概要
- 3 カルマル連合の解消
- 4 社会的状況
- 5 脚注
デンマーク・ノルウェー
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「ノビリアリー・パーティクル」の記事における「デンマーク・ノルウェー」の解説
「en:Danish nobility」および「en:Norwegian nobility」も参照 デンマーク・ノルウェーでは、貴族の姓であることを表す不変化詞と、個人の居住地を表す前置詞という、二つの異なる貴族の姓名であることを示す表記がある。 af 、 von 、 de のような英語のofにあたるノビリアリー・パーティクルは、苗字の一部として結合している。これらの不変化詞を苗字に使うことは、貴族の特権という訳ではなかったが、使っているのはほとんどは貴族の家名であった。特に17世紀後半から18世紀にかけて、新しく貴族に叙せられた家はこうした不変化詞を苗字に含めることが多かった。例としては、de Gyldenpalm家やvon Munthe af Morgenstierne家などがある。 一方で、これらの不変化詞が含まれる苗字であっても、諸外国から移住してきた人々の子孫を中心に、貴族でない家も存在する。例としては、von Ahnen家、von Cappelen家、von der Lippe家、de Créqui dit la Roche家などがある。 こうした不変化詞とは別に、til(ドイツ語のzuに相当)という前置詞も、その者が貴族であることを示すものである。これは、居住地を示しており、その者のフルネームの後ろに記される。例としては、Sigurd Jonsson til Sudreimなどがそれにあたる。
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