カルマル連合の解消
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 03:43 UTC 版)
「デンマーク=ノルウェー」の記事における「カルマル連合の解消」の解説
デンマーク=ノルウェー連合王国の起源は、1380年、デンマーク王女でノルウェー王妃であったマルグレーテが夫ホーコン6世(ノルウェー王)と父のヴァルデマー4世(デンマーク王)の死後、両国の摂政となったことに端を発する。さらにマルグレーテはスウェーデンを降し、カルマル連合を締結して北欧に覇をとなえた。 カルマル連合は最終的に1536年まで継続されたが、伯爵戦争を経て、この年にデンマーク王国参事会はノルウェーをデンマークの州とすることを宣言した。ノルウェーは世襲王制であったため、国王の関心はノルウェーの独立性をより小さく抑えておくことであった。それはデンマーク王家が将来にわたってデンマーク王に選出される権利を確実なものにするためであった。ノルウェーは法と一部の機関を独自のものとして保ったが、それまでノルウェーの植民地であったアイスランド・グリーンランド・フェロー諸島はデンマーク王のもとに属することとなった。
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