中央銀行とは? わかりやすく解説

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中央銀行(Central Bank)


中央銀行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/11 06:38 UTC 版)

中央銀行(ちゅうおうぎんこう、: Central bank)とは、国家や一定の地域の金融システムの中核となる機関である。通貨価値の安定化などの金融政策も司るために「通貨の番人」とも呼ばれる。中央銀行は、その国・地域で通貨として利用される銀行券を発行し(発券銀行)[1]、また、市中銀行に対しては預金を受け入れるとともに「最後の貸し手」として資金を貸し出す(銀行の銀行)とともに、国の預金を受け入れることで政府の資金を管理する(政府の銀行)。銀行券を発行する中央銀行は、金融政策を通じた物価の安定に対して責任を負っている[1]。中央銀行の政策の基本となるのは、マクロ経済学である[2]政策金利の決定など中央銀行の政策内容は、どの国も機密保持がされている[3]


注釈

  1. ^ ただし、日本やアメリカでも、中央銀行設立前には、複数の発券銀行(国立銀行、国法銀行)からなる分散方式銀行制度を採用しており、その後に中央銀行制度に移行するという過程を経ている。またアメリカでは第一合衆国銀行第二合衆国銀行などの公認銀行が期間限定で存在したが、分権主義者の反対によりそれぞれ20年で公認期間が終了していた。
  2. ^ バンク・オブ・アメリカがアメリカの中央銀行と言われる事があるが、中央銀行ではない
  3. ^ ベトナム民主共和国の時代に設立され南ベトナムが編入された後も中央銀行として果たしている。

出典

  1. ^ a b 田中秀臣 『デフレ不況 日本銀行の大罪』 朝日新聞出版、2010年、9頁。
  2. ^ 田中秀臣 『デフレ不況 日本銀行の大罪』 朝日新聞出版、2010年、206頁。
  3. ^ 田中秀臣 『デフレ不況 日本銀行の大罪』 朝日新聞出版、2010年、200頁。
  4. ^ 田中秀臣 『ベン・バーナンキ 世界経済の新皇帝』 講談社〈講談社BIZ〉、2006年、62頁。
  5. ^ a b 田中秀臣 『ベン・バーナンキ 世界経済の新皇帝』 講談社〈講談社BIZ〉、2006年、63頁。
  6. ^ 田中秀臣 『ベン・バーナンキ 世界経済の新皇帝』 講談社〈講談社BIZ〉、2006年、163頁。
  7. ^ 田中秀臣 『デフレ不況 日本銀行の大罪』 朝日新聞出版、2010年、52頁。
  8. ^ 田中秀臣 『ベン・バーナンキ 世界経済の新皇帝』 講談社〈講談社BIZ〉、2006年、164頁。
  9. ^ 田中秀臣 『デフレ不況 日本銀行の大罪』 朝日新聞出版、2010年、82頁。
  10. ^ 田中秀臣 『デフレ不況 日本銀行の大罪』 朝日新聞出版、2010年、226頁。
  11. ^ 貨幣と中央銀行の歴史からみた物価と金融政策 (PDF) (日本語) 翁邦雄 日本大学経済学部経済科学研究所研究会
  12. ^ 竹中平蔵 『竹中平蔵の「日本が生きる」経済学』 ぎょうせい・第2版、2001年、179頁。
  13. ^ 高橋洋一 『高橋教授の経済超入門』 アスペクト、2011年、18頁。
  14. ^ 民主党で大恐慌?PHPビジネスオンライン 衆知 2009年2月10日
  15. ^ 1997年(平成9年)の日本銀行法改正(1998年施行)のポイントは何ですか? : 日本銀行 Bank of Japan
  16. ^ 田中秀臣編著 『日本経済は復活するか』 藤原書店、2013年、174-175頁。
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  20. ^ 田中秀臣編著 『日本経済は復活するか』 藤原書店、2013年、109頁。
  21. ^ 日銀の独立性が失われれば、インフレ率は高くなるPRESIDENT Online プレジデント 2013年9月10日
  22. ^ 日本経済新聞社編 『マネーの経済学』 日本経済新聞社〈日経文庫〉、2004年、129-130頁。
  23. ^ 田中秀臣編著 『日本経済は復活するか』 藤原書店、2013年、176頁。
  24. ^ 日本経済新聞社編 『マネーの経済学』 日本経済新聞社〈日経文庫〉、2004年、79頁。
  25. ^ 金融政策決定会合議事録等(2000年8月11日議事録) (PDF) (日本語)
  26. ^ 日本経済新聞社編 『経済学の巨人 危機と闘う-達人が読み解く先人の知恵』 日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2012年、93頁。
  27. ^ 独占インタビュー ノーベル賞経済学者 P・クルーグマン 「間違いだらけの日本経済 考え方がダメ」 現代ビジネス 2010年8月20日
  28. ^ 日銀 黒田新体制始動 “物価目標 2%実現を”NHK Bizプラス 2013年3月21日
  29. ^ Don't worry about currency wars (英語) ロイター 2013年1月22日
  30. ^ バーナンキ議長も否定した中央銀行「目標の独立性」に固執する野田首相では景気はよくならない!「安倍期待相場」ではやくも市場が動き始めた 現代ビジネス 2012年11月19日
  31. ^ ドル安ではない。円高こそ問題だ。SYNODOS -シノドス- 2010年9月2日
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  37. ^ 日銀新総裁はゼロ金利に復帰をPHPビジネスオンライン 衆知 2008年5月8日
  38. ^ #254 無知につけ込まれて生きることのないために必要なこと。 - 田中 秀臣 さん(上武大学ビジネス情報学部教授)mammo.tv
  39. ^ 岡部直明 『ベーシック日本経済入門』 日本経済新聞社・第4版〈日経文庫〉、2009年、125-126頁。
  40. ^ 【中央銀行企画】④高望みはいけない 政治は日銀に責任転嫁47NEWS(よんななニュース) 2010年8月13日
  41. ^ 財政ファイナンスをやってはいけない東洋経済オンライン 2012年12月5日
  42. ^ 日本銀行を後戻りさせてはならないRIETI 2012年6月
  43. ^ 「白川総裁は誠実だったが、国民を苦しめた」 浜田宏一 イェール大学名誉教授独占インタビュー東洋経済オンライン 2013年2月8日
  44. ^ 次期政権は日銀法改正し、雇用最大化を目標に=中原元日銀審議委員Reuters 2012年11月30日
  45. ^ アベノミクス・安倍経済政策:期待と課題 金融緩和まだ足りぬ 元日銀審議委員・中原伸之氏毎日jp(毎日新聞) 2013年1月17日(2013年2月2日のインターネットアーカイブ)



中央銀行

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フランクフルト・アム・マイン」の記事における「中央銀行」の解説

ドイツ連邦銀行1957年からドイツ連邦銀行フランクフルト本部置いている。 ドイツ復興金融公庫銀行KfW銀行グループ

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バハマ中央銀行」の記事における「中央銀行」の解説

中央銀行は1974年6月1日に「バハマ中央銀行法」によって設立された。現在は、バハマ中央銀行法、2000年に取って代わられている。 新し銀行任務次のとおり: バハマ経済秩序ある発展につながる、金融安定性信用及び国際収支状況促進維持する権限 適切な銀行サービス高い水準行動および銀行経営促進維持 財務大臣からの要求応じた財務または金銭上の問題についての助言 さらに、中央銀行は紙幣硬貨唯一の発行者であり、政府の銀行員や顧問としての役割果たし政府債務管理するまた、商業銀行銀行員であり、最後の貸し手でもあるバハマ国際通貨基金IMF)に加盟しており、資本勘定取引外国株式投資外国直接投資その他の対内対外資金流れ為替管理適用することがでる。

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中央銀行

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金融機関」の記事における「中央銀行」の解説

日本銀行日本銀行法基づ日本の中央銀行である。

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兌換マルク」の記事における「中央銀行」の解説

通貨発行しているのは、ボスニア・ヘルツェゴビナ中央銀行である。

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中央銀行

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東カリブ・ドル」の記事における「中央銀行」の解説

東カリブ・ドルは、セントクリストファー・ネイビスにある東カリブ中央銀行(英語版)で発行される1983年7月5日ポートオブスペイン調印され条約(東カリブ中央銀行条約)に基き、既存の東カリブ通貨機関後継としてこの銀行設立された。

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