金利
金利とは、金利の意味
金利とは、お金を貸したり借りたりした時に発生する利息や利子のことである。また、利息や利子の利率、利回りのことである。一般的には、お金を借りた人が、借りた金額に対して追加で払う金額の比率を指すことが多い。例えば、100万円を金利10%で借りた場合、1年後に支払う金額は、元金 100万円に金利 10万円を追加した110万円となる。
また、銀行の定期預金として100万円を金利0.02%で預け入れた時の受取利息は、200円になる。受取利息には国税15%と地方税5%、復興所得税0.315%の税金がかかるため、利息として受け取れるのは159円となる。
金利は1年を単位としているため、金利のことを年利、年率と表現することもある。ちなみに、1か月分の金利を月利といい、1日分の金利を日歩(ひぶ)という。
利子
(金利 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 07:41 UTC 版)
利子(りし、英: interest)とは、貸借した金銭に対して、ある一定利率で支払われる対価。
注釈
出典
- ^ 『歴史学事典Ⅹ交換と消費』 弘文堂〈法律学全集 (20)〉、1994年2月、781頁
- ^ 田中秀臣 『経済論戦の読み方』 講談社〈講談社新書〉、2004年、66頁。
- ^ a b 田中秀臣 『経済論戦の読み方』 講談社〈講談社新書〉、2004年、63頁。
- ^ “マイナス金利の世界に踏み込むデンマーク”. JBpress. フィナンシャル・タイムズ. (2012年8月27日). オリジナルの2014年7月18日時点におけるアーカイブ。 2013年10月30日閲覧。
- ^ 於保不二雄著 『債権総論 新版』 有斐閣〈法律学全集 (20)〉、1972年1月、47頁・48頁
- ^ 川井健著 『民法概論〈3〉債権総論 第2版』 有斐閣、2005年12月、30頁
- ^ a b c d 於保不二雄著 『債権総論 補訂版』 有斐閣〈法律学全集 (20)〉、1972年1月、47頁
- ^ 川井健著 『民法概論〈3〉債権総論 第2版』 有斐閣、2005年12月、30頁
- ^ 『歴史学事典Ⅹ交換と消費』 弘文堂〈法律学全集 (20)〉、1994年2月、781頁
- ^ a b c 『世界大百科事典』2007年改訂新版(平凡社)、「利子」の項(筆者:清水廣一郎)
- ^ ジャック・ル・ゴッフ 『中世の高利貸』 渡辺香根夫訳、法政大学出版局〈叢書ウニベルシタス〉、20頁、1989年。
- ^ 『中世の高利貸』20-21頁。
- ^ 大澤武男 『ユダヤ人とドイツ』 講談社〈講談社現代新書〉、1991年、34頁。
- ^ 『中世の高利貸』44頁。
- ^ 『中世の高利貸』21、39頁。
- ^ 『中世の高利貸』88頁。
- ^ 『中世の高利貸』38-39頁。
- ^ 『ユダヤ人とドイツ』59-60頁。
- ^ 『中世の高利貸』41頁。
- ^ 『中世の高利貸』86-87、89頁。
- ^ 『中世の高利貸』23-24頁。
- ^ 『中世の高利貸』86-93頁。
- ^ 我妻栄著 『新訂 債権総論』 岩波書店〈民法講義Ⅳ〉、1964年3月、43頁
- ^ a b 遠藤浩編著 『基本法コンメンタール 債権総論 平成16年民法現代語化新条文対照補訂版』 日本評論社〈別冊法学セミナー〉、2005年7月、17頁
- ^ 川井健著 『民法概論〈3〉債権総論 第2版』 有斐閣、2005年12月、30頁
- ^ 於保不二雄著 『債権総論 補訂版』 有斐閣〈法律学全集 (20)〉、1972年1月、50頁
- ^ a b c “民法(債権関係)改正がリース契約等に及ぼす影響 (PDF)”. 公益社団法人リース事業協会. 2020年3月21日閲覧。
- ^ “供託金利息の利率の変更に関する供託規則の一部改正について”. 法務省. 2020年4月1日閲覧。
金利
「金利」の例文・使い方・用例
- 低金利で金を貸す
- 固定金利
- 彼が安い金利で銀行からお金を借りる
- 京都銀行が基準金利を0.1—0.4%引き上げた
- 銀行が金利を、2.5%から1.8%に更に引き下げる
- 彼が金利の安い円で資金を調達する
- 金利生活者っていうものになってみたいものだ。
- 短期のインターバンク貸出し金利
- 日本の低金利を活かすため多くの海外企業がサムライ債の起債を行っている。
- スワップポイントは2種類の通貨の金利差のことである。
- 株価が金利に大きな影響を受ける株のことを金利敏感株と呼びます。
- 日本銀行が金利上昇を抑えるために、短期金融市場で2兆円を資金供給する公開市場操作を実施した。
- 日本銀行は毎月全国銀行貸出約定平均金利を発表する。
- 市場の変動が激しいため、金利裁定により利益を獲得する機会がありそうだ。
- 多くの場合、在庫金利は加重平均資本コストより若干高く設定される。
- 社内金利の割合は資金の使用量に応じて決定される。
- 30万円の受け取り金利を帳簿に計上しておいた。
- 買い型金利は、買い玉に対して発生する金利のことである。
- 売り方日歩は信用取引金利と連動しています。
- 貸出金ポートフォリオは金利スワップでマクロヘッジされている。
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