恐慌とは? わかりやすく解説

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きょう‐こう〔‐クワウ〕【恐慌】

読み方:きょうこう

[名](スル)

おそれあわてること。「—をきたす」

「是(ここ)に於(おい)て誰(たれ)か—し、狼狽(ろうばい)し」〈紅葉金色夜叉

生産過剰などの原因により、景気一挙に後退する現象株価などの暴落失業者滞貨増大企業倒産銀行取り付けなどの混乱が起こる。1929年米国から始まり全世界及んだ大恐慌が有名。パニック


恐慌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/15 20:01 UTC 版)

恐慌(きょうこう、: crisis: Wirtschaftskrise)は、景気循環の過程のうち、好況局面で突如発生する深刻な景気後退である。経済学の研究分野の1つである。マルクス経済学では、資本主義経済に固有の現象として恐慌を重視する。


注釈

  1. ^ それゆえその後の経済学、特にマクロ動学理論においては経済成長論の方が重要視されている。また、持続的な好景気局面にあった1990年代のアメリカ経済は、「景気後退や恐慌を克服した新たな経済」という意味でニューエコノミーと呼ばれた。

出典

  1. ^ スティーヴン・ランズバーグ 『ランチタイムの経済学-日常生活の謎をやさしく解き明かす』 日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2004年、184頁。


「恐慌」の続きの解説一覧

恐慌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 16:34 UTC 版)

世界史の構造」の記事における「恐慌」の解説

恐慌の本質信用恐慌にあるとされる産業資本主義経済では、商品作って売った差額利潤になり、そこから拡大再生産のための設備投資をするのだが、商品売れということには困難が伴うので、とりあえ売れたことにして、決済後にする商品売れていなかったことが判明して、恐慌が起こる。

※この「恐慌」の解説は、「世界史の構造」の解説の一部です。
「恐慌」を含む「世界史の構造」の記事については、「世界史の構造」の概要を参照ください。


恐慌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:32 UTC 版)

景気循環」の記事における「恐慌」の解説

設備投資後退端を発する深刻な不景気資産価格低下などを招き金融危機併発するとより事態深刻化する物価低落し失業率10%超えるなどして不況感が蔓延するデフレスパイラル発生する場合もある。19世紀においては定期的に起きていた。

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恐慌

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 03:25 UTC 版)

名詞

きょうこう

  1. 好景気から極端不景気になる際などに起こる経済混乱
  2. 恐れ慌てること。

「恐慌」の例文・使い方・用例・文例

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