対外債務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 20:57 UTC 版)
この項目の現在の内容は百科事典というよりは辞書に適しています。
|
![]() |
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2024年7月)
翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
対外債務(たいがいさいむ、英: external debt)とは、ある国の政府や民間企業、家計などが外国の政府や金融機関などに対して負担する債務をいう。対義語は対外債権。

定義
たとえばIMFでは、 "Gross external debt, at any given time, is the outstanding amount of those actual current, and not contingent, liabilities that require payment(s) of principal and/or interest by the debtor at some point(s) in the future and that are owed to nonresidents by residents of an economy."(総対外債務とは、ある時点における、現存し偶発的でない負債で、債務者による元本および/または利息の将来のある時点における支払いを求めるもので、かつ、ある経済圏の居住者が非居住者に対して負担しているものの、未払い残高をいう。)と定義している[1]。
脚注
- ^ External Debt Statistics: Guide for Compilers and Users, 2003 IMF 2021年9月24日閲覧。
関連項目
外部リンク
- IMF National Summary Data Pages (see "External Debt" under "External Sector")
- IMF World Economic Outlook (WEO)-- September 2003 -- Public Debt in Emerging Markets
- External debt list in CIA World Factbook
- IMF Guide to understanding External Debt
- US - External Debt viz Savings rate Comparing External debt viz Savings rate - since 1995 (which are two of the components that finances the Fiscal Policy)
- European Network on Debt and Development reports, news and links on external debt.
対外債務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 05:59 UTC 版)
「ナチス・ドイツの経済」の記事における「対外債務」の解説
当時のドイツは債務国であり、公的・民間をあわせた対外債務は1933年2月28日の段階で187億2千万マルクに達していた。対象国はアメリカが40%を占め、次いでオランダとスイスの順であった。この膨大な債務は1931年のスターリング・ポンドの切り下げと、1933年春のアメリカ合衆国ドル切り下げによって1933年中に42億マルク減少し、1940年9月末の時点では1933年から比べて96億マルク減少している。 政府は1933年6月に対外債務返済の停止を決定した。対外債務はマルクで返済は続けるが、マルクは外貨に替えられなかった。外貨による返済再開はドイツの貿易黒字が健全になるまで延期とされ、債権国が返済を望むならドイツ製品を輸入しなければならないことを意味した。この決定はアメリカ・イギリス・フランスを中心とする各国や資本家の反感を呼んだが、米英仏の3ヶ国は経済政策で分裂しておりドイツ対策で協調ができなかった。
※この「対外債務」の解説は、「ナチス・ドイツの経済」の解説の一部です。
「対外債務」を含む「ナチス・ドイツの経済」の記事については、「ナチス・ドイツの経済」の概要を参照ください。
「対外債務」の例文・使い方・用例・文例
「対外債務」に関係したコラム
-
株365の銘柄を構成しているのは、日本、イギリス、ドイツ、中国の各国の主要株式です。そのため、各国の発表する経済指標には敏感に反応して値動きをします。例えば、その国にとってよい経済指標が発表されれば株...
- 対外債務のページへのリンク