柊とは?

ひらぎ【×柊】

ひいらぎ」の音変化

「むかし植ゑたる—、後には大木となって」〈浮・永代蔵・六〉


ひいらぎ〔ひひらぎ〕【×柊/×疼木】

モクセイ科常緑小高木山地自生卵形厚く、縁にとげ状のぎざぎざをもち、対生する。雌雄異株1011月ごろ、香りのある白色小花密生し、楕円形で黒紫色の実を結ぶ。生け垣庭木とされ、材は器具楽器彫刻などに用いられる。節分には悪鬼払いとして、枝葉イワシの頭をつけて門口挿す。ひらぎ。《 冬》「—の花にかぶせて茶巾(ちゃきん)干す/みどり女」

スズキ目ヒイラギ科海水魚全長15センチ体色青み帯び銀白色。体は卵形体高が高く、側扁著しい。ひれに小さなとげをもつ。口は小さいが長く伸ばすことができ、食道取り巻いて発光細菌共生していて発光する。本州中部以南に産し、食用。《 秋》

柊/疼木の画像
柊/疼木の画像 柊/疼木の画像
柊のした紋所抱き柊」
柊/疼木の画像
柊のした紋所一つ「丸に一つ柊」
柊/疼木の画像
柊のした紋所一つ「市の柊」

ひいらぎ ひひらぎ 【柊】

〔名〕

モクセイ科常緑小高木本州福島県以西四国九州山地にはえ、観賞用に栽植される。高さ三〜八メートル対生し、有柄葉身卵形ないし長楕円形で縁の上部に先が(とげ)状になった数個鋸歯(きょし)がある。雌雄異株晩秋葉腋芳香を放つ白い小さな鐘形花が束状につく。果実楕円形で黒紫色熟す。材で将棋の駒、判、そろばんの玉などを作る漢名当てる骨はセイヨウヒイラギの名。

古事記(712)上「比比羅木(ヒヒラぎ)の其花麻豆美(そのはなまづみの)神の女」

スズキ目ヒイラギ科海産魚総称小形で、味はよいが、一般に骨が硬く一部の種を除き食用にしない。口が前下方から前上方に突出する。食道のわりには発光バクテリア共生して光る発光腺がある。ヒイラギ・オキヒイラギ・ヒメヒイラギなどがある。《季・秋

スズキ目ヒイラギ科海産魚一種全長一四センチメートル達し、体は側扁した楕円形で、ひれのが鋭い。体色白っぽく、背の縁が褐色で、頭部のうしろに大きな暗褐色斑紋がある。あまり食用にしないが、地方によっては賞味するところもある。本州中部以南台湾中国沿岸内湾多くすみ、川をさかのぼることもある。ぎち。ねこくわず。

紋所の名。①の組み合わせ図案化したもの抱き柊、三つ柊、違い柊など。

抱き柊@三つ柊の画像

[語誌](1)本草和名」では「黄芩(おうごん)」の和名を「比々良岐 一名波比之波」とするほか、「巴戟天」にも「也末比々良歧」とあり、ヒヒラキと呼び表わされる植物が他にもあったことが知られる。
(2)「柊」をヒイラギ訓ずるのは「和玉篇」に見えるのが早い例であるが、近世以前一般化していたか。


ひらぎ【柊】

〔名〕 「ひいらぎ(柊)」の変化した語。

塵芥(1510‐50頃)下「(ヒラキ) 杠谷 (ヒラキ)


ひいらぎ 【柊】

モクセイ科常緑小高木節分の夜、この枝鰯の頭門戸につるすと悪鬼を払うとする。屋敷内にこれを植えると魔除になり流行病にかからないともする。

作者瀬戸内寂聴

収載図書瀬戸内寂聴全集 9 短篇
出版社新潮社
刊行年月2001.10


ヒイラギ

ヒイラギ
科名 モクセイ科
別名: -
生薬名: -
漢字表記
原産 日本台湾
用途 常緑小高木で、芳香性の白い小花秋に咲きます。民間樹皮肝臓腎臓疾患用いられています。若葉は縁がとげ状なので邪気を払うとされ、節分の日に戸口などに飾る風習あります
学名: Osmanthus heterophyllus P. S. Green
   

ひいらぎ (柊)

Osmanthus heterophyllus

Osmanthus heterophyllus

わが国本州関東地方以西から四国九州、それに沖縄台湾分布しています。山野生え、高さは4~8メートルになります。は厚い革質楕円形で、縁には先端状になった大きな歯牙あります老木樹勢弱くなった木では、がほとんどなくなります。11月から12月ごろ、葉腋芳香のある小さな白色の花を咲かせます。古くから世界中超自然の力の源泉、あるいは魔除けの木と信じられてきました。冬に花が咲くことから木扁に冬と書いて「柊」、または触れると痛いことから「疼痛木」とも書きます。
モクセイ科モクセイ属常緑小高木で、学名Osmanthusheterophyllus。英名は Holly
モクセイのほかの用語一覧
ヒトツバタゴ:  一つ葉たご
モクセイ:  丸葉柊  島木犀  柊  柊木犀  薄黄木犀  金木犀

読み方:ヒラギ(hiragi)

モクセイ科常緑低木園芸植物

学名 Osmanthus ilicifolius


読み方
ひいらぎ
ひいらぎさき
ひらぎ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/17 13:59 UTC 版)

ひいらぎ




「柊」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 01:02 UTC 版)

発音



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