白魔術
白魔術
白魔術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/17 10:09 UTC 版)
神々に慈悲を請い、その加護により人間の生命力を増幅する魔術。「神の慈悲」とも呼ばれる。五彩神への信仰心が強い者が扱うことができ、高位の神官ともなれば致死毒の中和なども可能。白魔術による治療は戦争に必須のものとなっているが、宗教の指導者達は白魔術を争いに用いることを快く思っておらず、神官個人が特定の個人に仕えるという形で従軍することはあっても、宗教自体が特定の国や組織に肩入れすることはない。従軍神官を連れることは神官に認められた高潔な軍人の証とされ、軍人にとって一種のステータスとなっている。
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白魔術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/01 16:35 UTC 版)
封除(アンロック) 鍵を開ける鍵外しの呪文。封錠の施された扉もこれで開けることができる。呪文を丸暗記すれば誰でも使用可能。治安悪化を防ぐため、人に教えることはない。単に「鍵外し」とも表現される。 入れ食いの呪文 釣り針に必ず魚がかかるようになる、リナ・オリジナルの呪文。名前は仮のもので(仮名)がつく。 幻術の応用で、魚に釣り針を「とてつもなく美味しそうなもの」と錯覚させると言う原理。最終的には人間にかけて「ビミョーな料理も美味しく食べられる」と言う所を目指していたが、そちらには失敗している。 失敗作であること、釣りの風情が台無しになること、川から魚がいなくなる恐れがあることなどから、めったに使用しない。 霊光壁(ヴァス・グルード) 手の前に小さな魔力障壁を作成する呪文。詠唱時間が短く、防御する呪文の系統も問わないため便利。 四霊封陣(ヴァルマシード) 地水火風の精霊魔術に対して高い防御力を発揮する呪文。但し効果時間はあまり長くなく、術の触媒に非常に高価な魔法薬が必要。 消化弾(エクストボール) 火を消す呪文。あまり効果は高くない。「消火弾」とする資料もある。 解呪 呪いや眠りなどの持続力のある呪文を解く呪文。高位の神官が使用する。詠唱時間が長い為戦闘中の使用には適さない。 幻操呪牙(カオス・ストリング) 相手の放った糸を魔法の糸で絡み取ることができる呪文。元々は土木工事用に開発されたが、ナーガは鋼糸術を破る用途で使用した。 眠り(スリーピング) 一定範囲内の生物を眠らせる呪文。これをかけられると一定時間相当の事をしなければ目覚めない。極度の興奮状態にある相手には効果が薄くある種の動物(昆虫等)には全く効果が無い。また「眠りで寝てる人を起こす術」も存在する。 悪用されやすいため、決して誰にも教わることのできない呪文である。したがってこの呪文が使えるということは、呪文の丸暗記ではなく混沌の言語(カオス・ワーズ)の意味を理解し、自力で呪文を開発できるだけの実力をもつことの証明となる。しかし原作小説中魔道士ではない素人が使うこともあった。 麗和浄(ディクリアリィ) 体内の毒物や劇物を中和し無毒化できる呪文。どんな毒物でも中和できる訳ではないが、睡眠薬程度なら完全に無毒化することが可能。 崩魔陣(フロウ・ブレイク) 六紡星の頂点に灯った光が魔力を中和する呪文。白魔術以外の魔術は、正常な力の流れを歪ませることによって生じるエネルギーによって発動させている。この力の流れを元に戻すことによって、呪文の効果を打ち消す。味方の魔術も打ち消してしまうため、戦闘時の使用には注意が必要となる。 アニメでは魔族を捕らえる結界のようにも使用されていた。 防御の呪文 作中では主に「防御結界」と呼称される。「封気結界呪(ウィンディ・シールド)」のような精霊魔術による結界に比べ、その防御力はケタ違いに強力だが、その分魔力の消費も激しいため、頻繁に使用することは難しい。 浄化結界(ホーリィ・ブレス) ゾンビやスケルトン等と言ったアンデッドモンスターを浄化する光の波を放つ呪文。小さな都市なら丸ごと浄化できるほど効果範囲が広いが、使用者の負担も重く同じ人間だと1日に一回しか使用できない。ナーガが使用。 浄化炎(メギド・フレア) ゾンビやスケルトン等と言ったアンデッドモンスターを一撃で倒せる炎が上がる呪文。人間に対して使用すると敵意や悪意等の感情が消えるだけで、身体には全く影響を与えない。 誘蛾弾(モス・ヴァリム) 光球が不規則に飛び、火炎系の呪文を吸い寄せ相殺する呪文。消化弾(エクストボール)を基に作られた。 明り(ライティング) 宙に浮く光る球体を生み出せる呪文。球体は熱を発せず、水に入れても消えることはない。呪文のアレンジによって、光量の調節が可能だが、呪文の持続時間と光量は反比例するため、持続時間をゼロにすると閃光のような強力な光を生み出せ相手の目を眩ませることができる。松明のように剣や棒の先に球体を固定することも可能で、一部の町では柱の先に球体を固定し、これを街灯として使用している。呪文さえ丸暗記していれば、魔道士でない人間でも使用することが可能で、魔道士協会では有料でこの呪文を一般市民に教えているところもある。 霊縛符(ラファス・シード) 相手の体の自由を完全に奪う呪文。この呪文の効力は小一時間程続く。なお表記は「霊縛符」と「霊縛呪」があるが、はっきりと固定されていない。 治癒(リカバリィ) 対象の体力と引き替えに傷を治癒する術。体力を消費するために重症の人間に使うと死なせることになる。病気の人間に対して使用すると病原菌が活性化するため逆効果であり、リナが夏風邪をひいた姉に掛けた際には肺炎まで悪化してしまい、半殺しにされた事がある。呪文を丸暗記すれば誰でも使うことができ、教会に行ってお布施をすれば、呪文を教えてくれるので旅をしている人間なら魔道士に限らずほとんど使える。効果を逆転させて、相手の傷口を広げる攻撃呪文も存在する。植物にも効果があるらしく、神聖樹フラグーンを活性化させる用途でも使用された。 アニメでは重傷のアメリアや疲労しているフィリアにも使用しており、単なる体力回復の術とされている。 復活(リザレクション) 周囲から集めた気で対象者を回復させる高位の回復呪文で、治癒と違い体力を消費しないために病気の人間に対しても有効な術である。アメリア、シルフィールが使用。リナは使用できないが、作者曰くナーガも使用可能。 破邪封呪(ルーン・ブレイカー) 五芒星を用いた結界を作り、その中で使われた魔法の威力や干渉を弱める術。この術は使用した術者の力量ではなく、五芒星の面積によって結界の力が決まる。 封錠(ロック) 扉や窓に魔法の鍵を掛け、開かなくする呪文。錠前が付いていない扉でも使用可能だが、扉の強度はそのままなので扉を破壊すれば中に入ることができる。
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