縁
えん【円〔圓〕】
読み方:えん
[音]エン(ヱン)(呉)(漢) [訓]まるい まどか つぶら
〈エン〉
1 まるい。まる。「円周・円錐(えんすい)・円卓・円盤/全円・楕円(だえん)・団円・長円・半円・方円」
えん〔ヱン〕【円】
読み方:えん
2 平面上で一点から等しい距離を保ちながら動く点の軌跡(円周)と、その内部。「同心—」
3 《yen》日本の通貨単位。1円は100銭。明治4年(1871)の新貨条例により、両に代わって円が定められた。記号は¥。

えん【×冤】
えん〔ヱン〕【×冤】
えん【×厭】
えん【▽咽】
読み方:えん
⇒いん
えん【園】
読み方:えん
〈エン〉
1 野菜や果樹を植える畑。「園芸/茶園・菜園・田園・農園・薬園」
2 一定の目的でこしらえた庭や区域。「園地・園庭/開園・学園・公園・造園・庭園・梅園・閉園・名園・楽園・霊園・動物園」
えん【▽垣】
えん【塩〔鹽〕】
読み方:えん
[音]エン(呉)(漢) [訓]しお
〈エン〉
1 しお。「塩害・塩分/海塩・岩塩・山塩・食塩・製塩・米塩・無塩」
2 塩づけにする。「塩蔵」
えん【塩】
読み方:えん
酸と塩基との中和反応によって生じる化合物で、酸の陰性成分と塩基の陽性成分とからなるものをいう。塩化ナトリウム・硫酸カルシウムなど。酸の水素イオンを金属で置換した化合物とみることもできる。塩類(えんるい)。
えん【×奄】
えん【×婉】
えん【媛】
えん【▽宛】
えん【宴】
えん【宴】
えん【延】
えん【怨】
読み方:えん
[常用漢字] [音]エン(ヱン)(漢) オン(ヲン)(呉) [訓]うらむ
えん【×捐】
えん【×掩】
えん【援】
読み方:えん
[常用漢字] [音]エン(ヱン)(漢) [訓]たすける ひく
1 手をさしのべて助ける。助け。「援護・援助/応援・救援・後援・支援・声援・無援・来援」
[補説] 「義援金」「援護射撃」の「援」はそれぞれ「捐(えん)」「掩(えん)」の代用字。
[名のり]すけ・たすく
えん【沿】
えん【×淵】
読み方:えん
[補説] 「渊」「渕」は俗字。
えん【演】
読み方:えん
[音]エン(呉)(漢) [訓]のべる
1 意味を押し広める。引き延ばしてわかりやすく説明する。「演繹(えんえき)・演義・演説/講演」
2 技を展開する。芸能などを実際に行ってみせる。「演技・演芸・演劇・演習・演出・演奏/開演・共演・競演・公演・実演・主演・出演・助演・上演・熱演・力演」
えん【炎】
えん【×焉】
えん【×焉】
えん【×焔】
えん【煙】
読み方:えん
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]けむる けむり けむい けぶい
〈エン〉
1 けむり。「煙害・煙突・煙幕/薫煙・黒煙・硝煙・人煙・炊煙・噴煙・砲煙」
2 煙のようにかすんだもの。もや。「煙雨・煙霞・煙霧/雲煙・水煙」
[補説] 「烟」は異体字。
えん【×燕】
えん【燕】
読み方:えん
中国、春秋戦国時代の国。戦国七雄の一。周の武王の弟、召公奭(しょうこうせき)を祖とし、薊(けい)(北京付近)に都して、現在の河北・遼寧省と朝鮮半島北部を領有。前222年、秦(しん)に滅ぼされた。
中国、五胡十六国の時代の国。鮮卑(せんぴ)の慕容(ぼよう)部の建てた前燕・後燕・南燕・西燕と、漢人馮跋(ふうばつ)の建てた北燕の総称。
えん【猿】
えん【×筵】
えん【×筵】
えん【縁】
読み方:えん
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]ふち へり よる ゆかり えにし よすが
〈エン〉
2 物事のつながり。かかわりあい。ゆかり。「縁由/奇縁・絶縁・地縁・無縁・由縁(ゆえん)」
3 婚姻によって生じる関係。親子・夫婦のつながり。「縁故/血縁・再縁・遠縁・内縁・復縁・離縁・良縁・類縁」
えん【縁】
読み方:えん
1 《(梵)pratyayaの訳》仏語。結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因。原因を助成して結果を生じさせる条件や事情。「前世からの—」
2 そのようになるめぐりあわせ。「一緒に仕事をするのも、何かの—だろう」
4 血縁的、家族的なつながり。親子・夫婦などの関係。「兄弟の—を切る」
5 人と人とのかかわりあい。また、物事とのかかわりあい。関係。「金の切れ目が—の切れ目」「遊びとは—のない生活」
6 (「椽」とも書く)和風住宅で、座敷の外部に面した側に設ける板敷きの部分。雨戸・ガラス戸などの内側に設けるものを縁側、外側に設けるものを濡れ縁ということが多い。
えん【▽羨】
えん【艶】
読み方:えん
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]つや なまめかしい あでやか
〈エン〉
1 なまめかしい。色っぽい。「艶歌・艶冶(えんや)・艶麗/濃艶・豊艶・妖艶(ようえん)」
[名のり]おお・もろ・よし
えん【艶】
読み方:えん
[名・形動]
1 あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「—を競う」「—な姿」
3 しゃれているさま。粋(いき)なさま。
4 思わせぶりなさま。
「いとこそ—に、われのみ世にはもののゆゑを知り、心深き、類(たぐひ)はあらじ」〈紫式部日記〉
えん【×苑】
えん【×衍】
えん【遠】
読み方:えん
〈エン〉
1 空間的、時間的に隔たっている。とおい。「遠隔・遠近・遠征/以遠・永遠・望遠・悠遠・遼遠(りょうえん)」
〈オン〉とおい。とおざける。「遠国・遠流(おんる)/久遠(くおん)」
[名のり]とお
えん【鉛】
塩(えん)
えん
猿
円
姓 | 読み方 |
---|---|
円 | えん |
塩
姓 | 読み方 |
---|---|
塩 | えん |
えん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/27 05:32 UTC 版)
人名役小角 - 飛鳥時代の呪術者。修験道の開祖とされる人物。 役藍泉 - 江戸時代の修験者・儒学者。
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「えん」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女はにっこりほほえんで答えた
- 私は彼女が少しほほえんだように思った
- 彼女はかわいらしい赤ん坊を見て思わずほほえんだ
- 父はほほえんで私の肩を軽くたたいた
- 病院のベッドで彼は弱々しくほほえんでみせた
- 彼女の厳しさは和らいで少しほほえんだ
- 僕が彼女にほほえんだとき,彼女は私に目を止めた
- 彼は彼女と握手をしてほほえんだ
- 賞を渡されたとき彼はちょっとほほえんだ
- 彼女は顔をくしゃくしゃにしてほほえんだ
- 彼はろうばいを隠そうとほほえんだ。
- 彼女はいやに甘ったるくほほえんだ。
- 彼女は私に向かって軽薄にほほえんだ。
- 彼は自嘲してほほえんだ。
- 彼は寂しがりやで泣き虫で甘えん坊です。
- 彼は怖がりで、甘えん坊です。
- 3えん
- にまんえん
- なんだってずらからねえんだ!
- 頷いたり、手を叩いたり、ほほえんだり、また、爆笑したりして承認を伝える。
えんと同じ種類の言葉
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