艶歌とは? わかりやすく解説

えん‐か【演歌/艶歌】

読み方:えんか

《「演説歌」から》

明治10年代に、自由民権運動壮士たちが、その主義主張を歌にして街頭で歌ったもの。のちに政治色薄くなり、悲恋心中人情歌をバイオリン・アコーディオンなどに合わせて歌う遊芸になり、「艶歌」とも書かれるようになった

日本調流行歌の一。小節(こぶし)をきかせた浪曲メロディー二拍子短調の曲が多く義理人情を歌う。

つやうた(艶歌)」に同じ。


つや‐うた【艶歌】

読み方:つやうた

みだらな歌。情事に関する歌。猥歌春歌。えんか。


艶歌

読み方:エンカ(enka)

明治中期自由民権主張する壮士たちが演説がわりに歌った


艶歌

作者五木寛之

収載図書艶歌・海峡物語新装版
出版社講談社
刊行年月1987.6

収載図書物語へ―全・中短篇ベストセレクション
出版社東京書籍
刊行年月1996.7


艶歌

読み方:えんか

  1. 歌つて居る。
  2. 夜店のヴアイオリン奏き唄売り
  3. 〔不〕歌を唄ふこと、「艶歌師」といふのは、野天流行歌などを唄ひながらヴアイオリンをひき、歌本を売る香具師一種で之を「カエン」又は「エンカ師」といふ。
  4. ヴアヰオリン弾く歌売り

分類 不、不良少年露店商香具師

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

艶歌

読み方:エンカ(enka)

作者 五木寛之

初出 昭和41年

ジャンル 小説


春歌

(艶歌 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/20 06:37 UTC 版)

春歌(しゅんか)は、性風俗に関連した猥褻な内容の歌詞を含む楽曲、俗謡のこと[要出典]猥歌(わいか)、艶歌(つやうた)、情歌(じょうか)ともいう。

概要

性に関して現在よりおおらかな時代や、主に酒席での演奏という特性から作られたとされるが、現代では歌詞を変えて演奏される。逆に、通常の楽曲の歌詞を猥褻なものに変えて「替え歌春歌」にする例も見られる。

春歌とされる例

  • おっぴょ節
  • ヨサホイ節
  • 秋田音頭
  • 真室川音頭
  • ブンガチャ節 - ブガチャカ節とも。北島三郎のデビュー曲で発売後すぐに放送禁止になったが、これは渋谷界隈で流しが歌っていた春歌で、歌詞を変えたものだったことから不適切と判断されたと考えられている(要注意歌謡曲指定制度および放送禁止歌を参照)。
  • 以下はいわゆる「下ネタ」の内容をもつ俗謡である。

    関連作品

    CD
    • 『春歌「替え歌」民謡/嬉し恥ずかしの艶唄』 - 全国民謡民芸娯楽保存会による民謡の替え歌の春歌CD
    • 『日本禁歌集』 - 竹中労監修の大衆芸能並びに音曲集。
    • 『春歌』 - なぎらけんいちのアルバム。
    ビデオ
    • 『春歌で踊る!替歌かくし芸全集』[要文献特定詳細情報]
    春歌が登場する映画
    書籍

    関連項目



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