寝ずの番とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > 短編小説作品名 > 寝ずの番の意味・解説 

寝ずの番

作者中島らも

収載図書寝ずの番
出版社講談社
刊行年月1998.10

収載図書寝ずの番
出版社講談社
刊行年月2001.10
シリーズ名講談社文庫


寝ずの番

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/31 06:28 UTC 版)

寝ずの番』(ねずのばん)は、中島らも著作の短編小説集[1]。劇中の落語家は、六代目笑福亭松鶴をモデルとしたといわれている。

収録作品

  • 寝ずの番
  • 寝ずの番2
  • 寝ずの番3
  • えびふらっと・ぶるぅす
  • 逐電
  • グラスの中の眼
  • ポッカァーン
  • 仔羊ドリー
  • 黄色いセロファン

出版

講談社より1998年10月単行本として刊行された(ISBN 4062093707)。文庫版は講談社と角川書店の2社から発行されている。

映画

寝ずの番
監督 マキノ雅彦
脚本 大森寿美男
原作 中島らも
製作 鈴木光
音楽 大谷幸
主題歌 A・cappellers
撮影 北信康
編集 田中愼二
製作会社 光和インターナショナル
配給 角川ヘラルド映画
公開 2006年4月8日
上映時間 110分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 4.25億円[2]
テンプレートを表示

マキノ雅彦第1回監督作品。

文部科学省認定作品でありながら、猥語が頻出(70数回)することを理由にR15+指定を受けた。

2006年4月8日よりシネスイッチ銀座他にて全国順次ロードショーされた。

劇中の登場人物「笑満亭橋鶴」とその妻は、六代目笑福亭松鶴夫婦がモデルということもあり、その縁から松鶴の弟子である笑福亭鶴瓶が友情出演している。

キャスト

スタッフ

受賞

関連用語

  • 寝ずの番
通夜(地方によってはその前日から)の際に、故人を寂しがらせないために傍で一晩中起きていること。往々にして宴会がセットになっており、故人の思い出などを語りつつ飲み明かす。故人の傍らで宴会を行う場合と、宴席は別室に設け、故人の傍らには数人の不寝番をおく場合とがある。斎場で通夜を行う場合は、寝ずの番は行われない。

脚注

  1. ^ 本作品については、笑福亭松枝の『当世落語家事情』(弘文出版)を元にしているという指摘も一部である。しかし『寝ずの番』の刊行は1996年4月(講談社単行本の初出一覧より、以下同じ)、『寝ずの番II』は1997年1月、『寝ずの番III』(「春夏秋冬」改題)は1997年12月であるのに対し、『当世落語家事情』の刊行は1997年2月である。そのため、少なくとも『寝ずの番』『寝ずの番II』について中島が『当世落語家事情』を参考にしたとは考えにくい。さらに、講談社文庫版の解説で桂吉朝は「追伸、この本に収められている『寝ずの番I、II、III』。もちろん筆記したのはらもさんだが、あの中のエピソードをしゃべったのは我々だ。つまり我々が提供したネタを彼がそのまま本にしただけだ」と明記している。
  2. ^ 「2006年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2007年平成19年)2月下旬号、キネマ旬報社、2007年、184頁。 
  3. ^ 日本映画批評家大賞 過去の受賞作品 2000年度から2009年度”. Japan Movie Critics Award. 一般社団法人日本映画批評家大賞機構. 2025年3月30日閲覧。

外部リンク


「寝ずの番」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「寝ずの番」の関連用語

寝ずの番のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



寝ずの番のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの寝ずの番 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS