正塩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/12 08:58 UTC 版)
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正塩(せいえん)とは、塩の中で、酸性塩でも塩基性塩でもない塩を指す。構造の中に、H+もOH-も含まない。
塩の性質
- 強酸+強塩基→正塩の場合中性、酸性塩の場合酸性、塩基性塩は水に溶けにくい
- 強酸+弱塩基→酸性
- 弱酸+強塩基→塩基性
- 弱酸+弱塩基→ほぼ中性
正塩の例
- BaSO4
- BaCO3
- CaSO4
- CaCO3
- (CH3COO)2Ca
- NaCl
- Na2CO3
- Na2SO4
- NaNO3
- CH3COONa
- KCl
- K2SO4
- K2CO3
- KNO3
- CH3COOK
- LiCl
- LiSO4
- LiCO3
- LiNO3
- CH3COOLi
出典
宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学
正塩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 10:06 UTC 版)
フッ化アンモニウムIUPAC名 フッ化アンモニウム 組成式 NH4F 式量 37.0 g/mol 形状 無色六方晶系柱状結晶 結晶構造 ウルツ鉱構造 CAS登録番号 [12125-01-8] 密度と相 1.01 g/cm3, 水への溶解度 45.3 g/100 mL (25 ℃) 出典 フッ化アンモニウムICSC フッ化アンモニウムはN‐H…Fの強い水素結合ため、一般のハロゲン化アルカリMXと異なる構造を取る。屈折率は1.315.水によく溶けやや潮解性を示す。エチルアルコールに微溶、アセトン、液体アンモニアに不溶。 有毒であり、ガラスを侵す為ポリエチレン容器に保存する。 製法は氷冷したフッ化水素酸にアンモニアを通じて析出させるか、塩化アンモニウムとフッ化ナトリウムの混合物または硫酸アンモニウムとフッ化カルシウムの混合物を加熱し,昇華させて得る。 100℃以下の加熱により大部分はつぎのように熱分解するので水溶液を濃縮しても正塩は晶出しない。 2 NH 4 F ⟶ NH 4 + + HF 2 − + NH 3 {\displaystyle {\ce {2NH4F -> NH4^+\ + HF2^- + NH3}}} 医療用,金属の表面処理剤、発酵工業におけるホースや導管等の消毒用、あるいは木材の防腐用に使われる。
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