液体アンモニアとは? わかりやすく解説

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液体アンモニア

読み方:えきたいアンモニア

液体の状態のアンモニア意味する語。液安ともいう。無色透明液体で、工業的に溶媒冷媒として用いられることが多い。冷媒によって気体アンモニア液化するなどの方法得られる

えきたい‐アンモニア【液体アンモニア】

読み方:えきたいあんもにあ

アンモニア圧縮または冷却して液化したもの。溶媒肥料冷凍寒剤などに使用


アンモニア

分子式H3N
その他の名称ニトロ-シル、R 717Ammonia、Nitro-Sil、Spirit of Hartshorn、R-717、液体アンモニア、Liguid ammoniaAmine
体系名:アミン、アンモニア塩、アンモニア


液体アンモニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:21 UTC 版)

アンモニア」の記事における「液体アンモニア」の解説

アンモニア液化しやすく、20では、0.857 MPa (8.46気圧)で液化する。また沸点が-33と高いため寒冷地では冬季自然に液化することもあり得る。液体アンモニアの性質似ている例えば、様々な物質溶解し、液体アンモニア自体水溶液似た性質を示す。 液体アンモニア中では弱い自己解離存在し、-33沸点)におけるイオン積以下の通りである。 2 NH 3 ↽ − − ⇀ ( NH 4 + ) + NH 2 − , {\displaystyle {\ce {2NH3 <=> (NH4^+) + NH2^- ,}}}   K s = 10 − 32.5 {\displaystyle \ K_{\mbox{s}}=10^{-32.5}} 液体アンモニアは単体アルカリ金属アルカリ土類金属およびユウロピウムなどを溶解する性質を持つ。アルカリ金属、特にセシウム溶解度は非常に大きく、これらの金属の希薄溶液溶媒和電子により青色呈するが、濃厚溶液金属光沢ブロンズ様の液体となる。液体アンモニアに溶解した金属ナトリウムは、有機反応利用される。さらに、金属溶液高濃度金属的な伝導挙動を示すことが知られている。 比誘電率は-33において22.4と比べてはるかに低い。無機塩類の液体アンモニアに対す溶解度一般的に低いが、アンモニア配位能力によりヨウ化銀(AgI)などは非常によく溶ける人体においては摂取した蛋白質肝臓分解される過程アンモニア生じ、さらに尿素へと変化する肝機能低下するなどしていると「汗がアンモニア臭い」と感じられることがある。またアンモニア吸引するなどした場合は量によっては危険であるため、血中アンモニア濃度測定するまた、魚介類などの人間以外生体については、環境における濃度測定する

※この「液体アンモニア」の解説は、「アンモニア」の解説の一部です。
「液体アンモニア」を含む「アンモニア」の記事については、「アンモニア」の概要を参照ください。

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