自己解離
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 01:42 UTC 版)
酸と塩基 |
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水などある種の溶媒の分子は、プロトンの供与および受容の両方を行うことができる。このような溶媒中では、一部の溶媒が溶媒同士でプロトンを授受し、イオン化している。この平衡を溶媒の自己解離(じこかいり)と呼ぶ[1]。
定義
溶媒分子を、プロトンを明らかにして HSol と書くと、この溶媒の自己解離平衡は
温度依存性
水の自己解離は吸熱的であるため自己解離定数は温度の上昇と伴に増大する。ギブス自由エネルギーの温度変化とエンタルピー変化の間には以下の関係があり、
自己解離と同じ種類の言葉
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