イオン積とは? わかりやすく解説

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イオン‐せき【イオン積】

読み方:いおんせき

水溶液中の水素イオンモル濃度と、水酸化物イオンモル濃度との積。

溶解度積


自己解離

(イオン積 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 01:42 UTC 版)

などある種の溶媒分子は、プロトンの供与および受容の両方を行うことができる。このような溶媒中では、一部の溶媒が溶媒同士でプロトンを授受し、イオン化している。この平衡を溶媒の自己解離(じこかいり)と呼ぶ[1]


  1. ^ IUPAC Gold Book - autoprotolysis
  2. ^ N. Bjerrum, 1935.
  3. ^ a b c 田中元治 『基礎化学選書8 酸と塩基』 裳華房、1971年
  4. ^ 田村英雄, 松田好晴 『現代電気化学』 培風館、1978年
  5. ^ a b 藤代亮一, 和田悟朗, 玉虫伶太 『溶液の性質II 現代物理化学講座8』 東京化学同人、1968年
  6. ^ FA コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』 培風館、1987年,原書:F. ALBERT COTTON and GEOFFREY WILKINSON, Cotton and Wilkinson ADVANCED INORGANIC CHEMISTRY A COMPREHENSIVE TEXT Fourth Edition, INTERSCIENCE, 1980.
  7. ^ シャロー 『溶液内の化学反応と平衡』 藤永太一郎、佐藤昌憲訳、丸善、1975年
  8. ^ 日本化学会編 『改訂4版 化学便覧基礎編II』 丸善、1993年
  9. ^ D.D. Wagman, W.H. Evans, V.B. Parker, R.H. Schumm, I. Halow, S.M. Bailey, K.L. Churney, R.I. Nuttal, K.L. Churney and R.I. Nuttal, The NBS tables of chemical thermodynamics properties, J. Phys. Chem. Ref. Data 11 Suppl. 2 (1982).




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