るいとう
「株式累積投資制度」の略称。通常、株式取引は単位株制度と言って、一定の株式数を1単位として、最低売買単位としています。例えば、額面50円の株式であれば1,000株を、額面500円の株式であれば100株を1単位とするようにです。しかし、単位株取引では最低取引金額も大きくなりがちで、投資に参加できる個人も限られたものになってしまいます。そのため、より多くの個人に株式投資に参加してもらうことを目的につくられたのが「るいとう」です。毎月一定金額(最低1万円から)で好きな銘柄を積立購入でき、積み立てた株数が単位株に達した時は、自分名義に変更することでその企業の株主になれます。短期的な値上がり益を狙うのではなく、中・長期投資でその企業の株主になることを目的に株式投資を行う人にとっては、利用価値の高い制度と言えます。
株式累積投資
株式累積投資(かぶしきるいせきとうし)とは、投資をする者が指定した銘柄を、毎月、一定の額で買い付けることのできる制度である。るいとうの略称が用いられる。
証券会社は複数の出資を取りまとめ、共同買付けを行う。証券会社により定義は異なるものの、通常、投資をする者は毎月1万円以上の一定の額を出資すればよく、これにより少額の資金から株式投資が可能となる。
出資を続けた結果、単元株数に達すると、その株式が出資者の名義に書き換えられ、その銘柄の株主となることができる。
毎月一定額で買い付けるためドル・コスト平均法と同じであり、評価損のリスクが低減されるメリットがある。
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