強靱な肉体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:59 UTC 版)
怪我をしてもすぐ出血が止まる体質だったようで、「額を割って血を流しても、ものの10分もすると赤チンをつけただけで血も出ていない」、「骨が見えるぐらいの傷なのにすぐ血が止まる」と剱持松二が証言している。リキパレスでプロレスの試合が終わると、怪我したままの状態で「(リキパレスの別フロアのレストランで)『今日はひどかったねえ』なんて話をしながら(酒を)飲んでいる」というのが日常だった。 自身を含めたプロレスラーの強靱な肉体に過信があったことは事実であり、客人の前で馬場に度数の高い洋酒を一気飲みさせたり、猪木を走行中の自動車から突き落としたりして、「強靱な肉体があるからプロレスラーはケロっとしている」というアピールを好んで行った。 また、相手を威嚇するためにガラスのコップをバリバリと噛み砕いて飲み込む「人間ポンプ」という芸を持っており、ごく機嫌のいい時か悪い時に披露したという。 大きいイメージを持たせるため、実際より4cm身長をサバ読みした。それによりその世代のレスラーは4cmサバ読みしていることが多い。 力道山事件の時にナイフで刺されたが目撃者によると血は一滴も出てなかった、赤いものはなかったという。 試合中アキレス腱が切れたが気にする事はなくそのまま試合を続けたそう。
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