隠された秘密
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:26 UTC 版)
「ドラゴンボール (架空の道具)」の記事における「隠された秘密」の解説
また、アニメ『ドラゴンボールGT』において、ドラゴンボールの恐ろしい秘密が明らかとなる。一つの願い事を叶える度に、ボールに蓄積されていて、正の感情とも言えるプラスエネルギーが少し減り、その代償として負の感情であるマイナスエネルギーが少し増える。それは本来、一つの願い事を叶えてから、負の感情が完全になくなるまで、最低でも1世紀(100年)はかかると言われている。それでも昔ならば世界の何処に散らばっているか見当も付かないドラゴンボールを7つ集めるどころか1つ見つけるだけでも100年以上かることもあったため、問題は無かった。 しかし、文明の発達からブルマら科学者による通称「ドラゴンレーダー」の開発によりドラゴンボールの収集がはるかに容易になってしまった。孫悟空たちが約30年の間に非常にたくさんの願い事を叶え、更にデンデが一度に叶えられる願いを増やしてしまったために、浄化を待たずにマイナスエネルギーがどんどん溜まってしまった。その結果、ドラゴンボールがそれに耐えられなくなり、ボールの表面にひびが入った。その状態で全て揃え、呪文を唱えると、7個全部のボールの表面のひびから黒い煙が出て、神龍とは全く姿が違う邪悪なる神龍が現れ、その直後にボールを取り込み七つの邪悪龍に別れて、世界各地の環境を汚染する。これはドラゴンボールが本来起こりえない現象を起こす=大自然の法則をゆがめる存在でもあるという特性を反映している。そのため邪悪龍たちの多くも何らかの自然現象を操る力を持つ。老界王神やポポによると遥か昔、太古のドラゴンボールから生じた邪悪龍により宇宙の大半が破壊し尽くされたという。以来、ドラゴンボールは正直で真面目なナメック星人の間でのみ使われ続けていた。そのため、邪悪龍が倒された後、神龍は「これ以上人間にドラゴンボールを使わせるわけにはいかない」と、事件に巻き込まれた人々を生き返らせる願いを最後にドラゴンボールは姿を消した。しかし、トランクスの解釈ではこれは神龍による人間がドラゴンボールに頼らずにやっていけるかのテストであり、100年後の世界では四星球が存在していた。 邪悪龍については「神龍 (ドラゴンボール)#邪悪龍」を参照
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