秀麗の身体に隠された秘密
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/25 06:29 UTC 版)
本作における最大の謎は秀麗の身体に隠された秘密である。それは彼女が不妊症であり、その原因が紅仙・薔薇姫が中にいて秀麗の命を支えていることによるものであった。葉医師に確認した事項は不妊についてのことであったことが「黒蝶」にて劉輝にそのことを打ち明けた際に明らかにされた。秀麗本人が知っているのは不妊のことのみであり、紅仙に係る事項を知るのは縹一族や葉医師などの一部である。「人間」としての肉体が死亡している影月と異なり、秀麗の場合は人間としての肉体が生きているにもかかわらず仙が眠っている事が原因で「人間」としての肉体に過負荷がかかっていた。今までは秀麗の中で眠る仙が封印を施していたのだが、今ではその封印は緩みきり、たびたび仙の力を解放してしまい、それが残り少ない寿命をさらに削る原因となった。秀麗の「人間」としての寿命は、「蒼宮」時点で縹本家以外で生活する場合、ほぼないと瑠花に宣告された。 薔薇姫がもともと子をなす事が出来ない身体だったのにもかかわらず、奇跡的に秀麗が生まれたという経緯があるが、なぜ秀麗が生まれたのかは「黒蝶」時点でも明らかにされていない。 最後に、秀麗の身体の変化にかかわる事件を以下に示す。 「黒蝶」にて、紅本家にて百合に対する事情聴取を行った後で襲われた際に清雅が致命傷を負い、仙の力を無意識に使い治癒。事情聴取の際、百合が秀麗の手に触れたときに手が冷たいと驚いていた。 「青嵐」にて秀麗が手を負傷した際、擦り傷程度なのに血が止まらなかった。その時はクロとシロが血を止めた。
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