一般クリーチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 10:12 UTC 版)
「サイレントヒル (1999年のゲーム)」の記事における「一般クリーチャー」の解説
グローナー(Groaner) サイレントヒルの街中を徘徊する犬型クリーチャー。体毛が一切無い。アレッサが嫌っていた大型犬のイメージが具現化したもの。 俊敏な動きでハリーを翻弄しつつ、飛び跳ねながら噛み付き攻撃を行ってくる。「唸る者」の意。 エアスクリーマー(Air Screamer) サイレントヒルの街中を低空で飛び回る鳥型クリーチャー。グローナーと同様に体毛が一切無い翼竜のような姿をしている。アレッサの愛読書であった『失われた世界』の挿絵の翼竜からのイメージが具現化したもの。 序盤から出会う機会の多い敵ながら厄介な相手で、常に空を飛んでいるので近接武器での対処は困難。移動速度もハリーが走る速度より速く、逃げて振り切る場合被弾は避けられない。空中から蹴りや嘴攻撃で襲い掛かってくるが、攻撃力は低め。 難易度によっては、他のエア・スクリーマーを召喚するサモナーと呼ばれる大型の個体が出現する。「空中で叫ぶ者」の意。 ロンパー(Romper) サイレントヒルの街中を徘徊している猿型クリーチャー。アレッサの大人への恐怖心がイメージとして具現化したもの。 猿のような鳴き声を発する。口から触手のようなものが垂れており、飛び掛かって押し倒し、噛み付き攻撃してくる。「跳ね回る者」の意。 グレイチャイルド(Grey Child) 北米版にのみ登場する、子供のような姿をした灰色のクリーチャー。 蛭のような口を持ち、啜り泣くような呻き声を上げながらゆっくりと近づき右手のナイフで斬りつけたりしがみついて攻撃してくる。 北米版以外でリリースする際に規制によって下記のマンブラーに差し替えられており、基本的な動作や攻撃方法、回復能力を持つ点も同じである。また、ラストダンジョンで登場するストーカーはこのクリーチャーをシルエット化したもの。 マンブラー(Mumbler) 小学校などに出現する小柄な人型クリーチャー。おとぎ話に出てくる小悪魔や去勢されていない小動物のイメージが具現化したもの。 両腕の鋭い爪で切りつけてきたり、しがみついて攻撃してくる。小柄だが攻撃力は高く、集団で出現することが多い。 見かけによらずしぶとく、ダウンしても短時間で回復し、再び起き上がって襲い掛かる。「もごもご(ぼそぼそ)話す者」の意。 クリーパー(Creeper) 屋内に出現するゴキブリのような虫型クリーチャー。アレッサが苦手な昆虫のイメージが具現化したもの。 足元を素早く動き回り噛み付き攻撃を行ってくる。クリーチャーの中では最も小さく、攻撃力、体力共に低いが、複数で出現することが多い。「這い回る者」の意。 『2』にも登場する。 パペットナース(Puppet Nurse) 病院などに出現する人型クリーチャー。看護婦の背中に蛭のようなクリーチャーが寄生した風貌となっている。 前傾姿勢で徘徊し、手に持ったメスで襲い掛かってくる。攻撃力がやや高く複数で出現することが多い。 着衣が青色と緑色の個体が存在するが、後者の方が体力が高い。「操り人形の看護婦」の意。 パペットドクター(Puppet Doctor) 病院で出現する人型クリーチャー。パペット・ナースと同じ特性を持つが、パペット・ナースより攻撃力と体力が高い反面、動きは若干鈍い。個体数は非常に少ない。「操り人形の医師」の意。海外版では「Parasitized Doctor(寄生された医師)」となっている。 ブラッドサッカー(Bloodsucker) 病院の一部の部屋に出現する触手型クリーチャー。ミミズや蛇に対する苦手意識が具現化したもの。その場から動くことはないが、1体目はアイテムの付いた壁に生えており、近付くと吸血攻撃で入手を妨害してくる。 2体目は何もせずに部屋を出ようとすると、ハリーを引きずり込みゲームオーバーとなってしまう。 1体目は攻撃は命中するものの倒すことは出来ず、また2体目は攻撃も回避も不可能であるため、それぞれあるアイテムを使用して無力化する必要がある。「血を吸う者、吸血動物」の意。 『3』にも酷似した、あるいは同一のクリーチャーが登場する。 ハングドスクラッチャー(Hanged Scratcher) 下水道に出現する、蜥蜴のような姿をした爬虫類型クリーチャー。しかし、体格はどことなく人間らしい。昆虫標本からの複合的なイメージが具現化したもの。 天井や水中などから長い腕と鋭い爪で奇襲攻撃を仕掛けてくる。「ぶら下がった引っ掻く者」の意。 ワームヘッド(Wormhead) 裏世界のサイレントヒルを徘徊しているグローナーの強化版クリーチャーで、攻撃力や耐久力がグローナーより高い。体色に黒みがかって頭部が触手の塊のようになっている。「虫頭」の意。 ナイトフラッター(Night Flutter) 裏世界のサイレントヒルを低空で飛び回っているエアスクリーマーの強化版クリーチャー。エアスクリーマーより攻撃力や耐久力が高い。ワームヘッド同様、体色に黒みがかかって頭部が触手の塊のようになっている。 エア・スクリーマー同様、難易度によっては別のナイト・フラッターを呼ぶこともある大型の個体が出現する。「夜に羽ばたく者」の意。 ラーバルストーカー(Larval Stalker) 小学校などに出現する子供の影のようなクリーチャー。子供がはしゃぐような鳴き声を発する。 他のクリーチャーと同様にラジオが反応するが、攻撃を仕掛けてくる事はなく、こちらからの攻撃も当たらない。 追いかけると逃げだしたり転んだりもするが、一定時間経つと消滅する。「付きまとう幼生」の意。 ストーカー(Stalker) ラストダンジョンで出現する影のクリーチャー。ラーバルストーカーがやや大きくなった形をしており、子供のような呻き声を発する。 ラーバルストーカーと違い攻撃を行ってくるが、こちらの攻撃も当たり、倒す事が可能。動作や攻撃方法はマンブラーと全く同じ。「付きまとう者」の意。
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