ツングースカ大爆発
別表記:ツングースカ事件
英語:Tunguska Explosion、Tunguska Event
1908年6月30日にロシア帝国(現、ロシア連邦)領内のポドカメンナヤ・ツングースカ川上流付近の上空で起こった大爆発のこと。第一次世界大戦やロシア革命などの動乱が落ち着きを見せた1921年に、鉱物学者のレオニード・クーリックを中心とする調査団が原因究明にあたった。しかし当初有力とされていた隕石落下説を裏付ける証拠は発見されず、さまざまな説を唱える者が現れたことで世界の謎の一つにも数えられるに至る。2013年を迎え綿密な地層の調査が行われた結果、事件の発生から100年以上を経てようやく原因は隕石のエアバースト(空中爆発)であると特定された。
ツングースカ‐だいばくはつ【ツングースカ大爆発】
ツングースカ大爆発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/20 13:42 UTC 版)
座標: 北緯60度55分 東経101度57分 / 北緯60.917度 東経101.950度
- 1 ツングースカ大爆発とは
- 2 ツングースカ大爆発の概要
ツングースカ大爆発(1908年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 03:55 UTC 版)
「天体衝突」の記事における「ツングースカ大爆発(1908年)」の解説
空振により広大な森林の樹木が薙ぎ倒された。爆発直後には十分な調査が行われなかったため長らく原因が断定されなかったが、科学的再調査の結果2012年に隕石破片を発見、2013年には隕石であることが確定した。天体直径は60m〜100m、衝撃力はTNT火薬換算で5〜15メガトン(ビキニ水爆級)と推定されている。
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