なぎ
別表記:薙ぎ、和ぎ
「なぎ」とは、和やか・和む・穏やかのことを意味する表現である。
「和ぎ」は和やか・穏やか・のどかな状態であることを表す漢字で、心情が安定していること。風景や物事を鑑賞することで、和んだりリラックスしている様子。
「c」は和ぎと同じ様な意味を持っていたが、現在では風が無く穏やで波のない状態の海を指す場合が多い。また凪は漢字ではなく数少ない国字(和製漢字)で、風が止まっている状態をあらわしていることから、この文字が使われている。
「薙ぎ」は山が崩れて平らになった状態や場所、草木を刈ったことで平坦になった野原のことを指している。横に打ち払う(薙ぎ払う)という意味もあるので、祓い清めをする神事のことを表したりする。神話などにも多く登場し、三種の神器のひとつである草薙剣が有名だ。他にも嵐や大風を鎮める行為として、日本各地には薙の神事がある。珍しい文字では「
気持ちが落ち着く、心が穏やかな様子。あるいは凪が波ひとつない状態であることから、波風のない無心の状態。
風が吹き止むことで波が立たず、海面が静まり返ること。とても静かな様子。
大しけの反対語。波ひとつない無風の状態が長く続くこと。風を頼りに船を進める昔の漁師にとっては死活問題になることから、悪い状況や・運のない状態といった凶兆の意味もある。
静まり返る様子を若者言葉風で表すこと。世界有数のサイクリングロード「しまなみ海道」を快適に走ることを想定して開発された「凪バイク」に乗って走っている様子。二次創作品を発表しているニックネームとして「凪ってる」もある。
角川ビーンズ文庫より発刊されている、糸森環のライトノベル「花神遊戯伝(かしんゆうぎでん)」に登場する人物の名前。滸楽の王、遠凪(とおなぎ)のこと。ごく平凡な女子高生の天野知夏が、異世界へと迷い込むトリップファンタジーな作品である。物語は2015年5月に完結しており、全部で十一巻でている。
・穏やかな表情をしているのを見ると、君の心の中はなぎみたいだね。
・周りの喧騒を他所に、私の心はなぎで何も気にしていない。
・幼い我が子を見ていると、なぎのような気持になる。
・なぎみたいな精神状態にならないと、勉強に集中するのは難しい。
・夕陽が沈む頃はなぎのおかげで、とても美しい景色になったよ。
・昨日は嵐だったのに、今日はなぎなのか風音もなくて海面がとても静かだ。
・何も無いなぎいだ場所だったのに、今はその面影もない。
・海辺がなぎになったのを見計らってロケに挑んだ。
・穏やかな人生を歩めるように、娘の名前になぎと付けたんだ。
・草なぎの剣はヤマトタケルが使ったといわれる三種の神器のひとつだよ。
・この村になぎの名があるのは、神話が由来になっている。
・なぎと名付けられた赤ん坊は、優しい両親のもとですくすくと育った。
「なぎ」とは、和やか・和む・穏やかのことを意味する表現である。
「なぎ」とは・「なぎ」の意味
「なぎ」とは、平坦な安定した状態を表す日本語の古語である。「なぎ」という発音が先にあり、後から色々な漢字を当てることで微妙に意味合いの異なる複数の表現がでてくるようになった。「和ぎ」は和やか・穏やか・のどかな状態であることを表す漢字で、心情が安定していること。風景や物事を鑑賞することで、和んだりリラックスしている様子。
「c」は和ぎと同じ様な意味を持っていたが、現在では風が無く穏やで波のない状態の海を指す場合が多い。また凪は漢字ではなく数少ない国字(和製漢字)で、風が止まっている状態をあらわしていることから、この文字が使われている。
「薙ぎ」は山が崩れて平らになった状態や場所、草木を刈ったことで平坦になった野原のことを指している。横に打ち払う(薙ぎ払う)という意味もあるので、祓い清めをする神事のことを表したりする。神話などにも多く登場し、三種の神器のひとつである草薙剣が有名だ。他にも嵐や大風を鎮める行為として、日本各地には薙の神事がある。珍しい文字では「
「なぎ」の熟語・言い回し
心が凪とは
気持ちが落ち着く、心が穏やかな様子。あるいは凪が波ひとつない状態であることから、波風のない無心の状態。
凪の状態とは
風が吹き止むことで波が立たず、海面が静まり返ること。とても静かな様子。
大なぎとは
大しけの反対語。波ひとつない無風の状態が長く続くこと。風を頼りに船を進める昔の漁師にとっては死活問題になることから、悪い状況や・運のない状態といった凶兆の意味もある。
凪ってるとは
静まり返る様子を若者言葉風で表すこと。世界有数のサイクリングロード「しまなみ海道」を快適に走ることを想定して開発された「凪バイク」に乗って走っている様子。二次創作品を発表しているニックネームとして「凪ってる」もある。
遠凪とは
角川ビーンズ文庫より発刊されている、糸森環のライトノベル「花神遊戯伝(かしんゆうぎでん)」に登場する人物の名前。滸楽の王、遠凪(とおなぎ)のこと。ごく平凡な女子高生の天野知夏が、異世界へと迷い込むトリップファンタジーな作品である。物語は2015年5月に完結しており、全部で十一巻でている。
「なぎ」の使い方・例文
心情に対して使う場合
・穏やかな表情をしているのを見ると、君の心の中はなぎみたいだね。
・周りの喧騒を他所に、私の心はなぎで何も気にしていない。
・幼い我が子を見ていると、なぎのような気持になる。
・なぎみたいな精神状態にならないと、勉強に集中するのは難しい。
風景や物事に対して使う場合
・夕陽が沈む頃はなぎのおかげで、とても美しい景色になったよ。
・昨日は嵐だったのに、今日はなぎなのか風音もなくて海面がとても静かだ。
・何も無いなぎいだ場所だったのに、今はその面影もない。
・海辺がなぎになったのを見計らってロケに挑んだ。
名称として使う場合
・穏やかな人生を歩めるように、娘の名前になぎと付けたんだ。
・草なぎの剣はヤマトタケルが使ったといわれる三種の神器のひとつだよ。
・この村になぎの名があるのは、神話が由来になっている。
・なぎと名付けられた赤ん坊は、優しい両親のもとですくすくと育った。
薙ぎ
日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
「薙ぎ」の例文・使い方・用例・文例
- >> 「薙ぎ」を含む用語の索引
- 薙ぎのページへのリンク