直方隕石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/23 05:02 UTC 版)
直方隕石(のおがたいんせき)は、福岡県直方市下境の須賀神社に「飛石」として伝わる隕石である。貞観3年4月7日(ユリウス暦861年5月19日、グレゴリオ暦換算では24日)に落下した目撃記録のある世界最古の隕石と認定されているが、実際に落下したのは寛延2年5月29日(1749年7月13日)とする説もあり、この説をとる場合には日本国内において南野隕石(1632年落下)・笹ヶ瀬隕石・小城隕石に次ぐ古い記録をもつ隕石となる。
注釈
- ^ 地元の郷土史家・舌間信夫がまとめ、自著『直方むかしばなし』に記している。舌間は、村山定男らによる直方隕石の調査にも協力した。
出典
- ^ “「直方隕石」5年ぶり公開”. 直方市 (2016年10月25日). 2017年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月19日閲覧。
- ^ Taeko Mory (2016年10月24日). “世界最古の隕石、5年に1度の公開を迎える(福岡県直方市)”. ハフポスト NEWS 2022年5月19日閲覧。
- ^ a b 藤井 (2012), p. 83.
- ^ 藤井 (2012), pp. 86–87.
- ^ 藤井 (2012), pp. 85–86.
- ^ 藤井 (2012), p. 86.
- ^ 「最古の隕石 直方に? ロシア事故で注目 『861年 神社に落下』■江戸時代説も 『貴重さに変わりない』」『西日本新聞』西日本新聞社、2013年3月16日、夕刊、9面。
- ^ 「筑豊さんぽ道 牛嶋英俊さん:7 江戸時代の隕石目撃記録」『朝日新聞』朝日新聞社、2014年5月13日、朝刊西部地方版福岡、31面。
- ^ 「知っとーと? 直方の神社に伝わる『世界最古』の隕石!?」『朝日新聞』朝日新聞社、2016年11月19日、夕刊西部版、6面。
固有名詞の分類
- 直方隕石のページへのリンク