せきしつ‐いんせき〔‐ヰンセキ〕【石質×隕石】
石質隕石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/08 04:24 UTC 版)
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石質隕石(せきしついんせき)は、主にケイ酸塩鉱物からなる隕石である。
鉱物
主要鉱物としては、橄欖石 (40–50wt%)、輝石 (15–25wt%)、鉄‐ニッケル合金 (3–23wt%) からなる。
地球の岩石で一般的な石英や長石は副成分としてしか見られない。当然ながら、雲母などの水成鉱物はまったくない。
ケイ酸塩ではないが鉄‐ニッケル合金鉱物が含まれる。このため、金属探知機でも検出可能である。
副成分鉱物としては、トロイライト (FeS)、磁鉄鉱 (Fe3O4)、斜長石などがある。
分類
コンドルールの有無により、コンドルールがあるコンドライトと、ないエイコンドライトに分けられる。
コンドライトは未分化の岩石だが、エイコンドライトは分化した天体の地殻に由来する。このため、元素組成に違いがある。厳密にはこの元素組成を考慮して分類するため、コンドルールのないコンドライト(CI炭素質コンドライト)やコンドルールのあるエイコンドライトもある。
石質隕石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 15:19 UTC 版)
石質隕石 (stone meteorite) は、主にケイ酸塩鉱物から成る隕石である。球粒状構造のコンドルール (chondrule) があるコンドライト (chondrite) と、ないエイコンドライト (achondrite) に大きく分けられる。 コンドライトは未分化の天体、エイコンドライトは分化した天体の地殻やマントルに由来する。月隕石、火星隕石などはエイコンドライトに含まれる。
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