石鉄隕石とは? わかりやすく解説

せきてつ‐いんせき〔‐ヰンセキ〕【石鉄×隕石】

読み方:せきてついんせき

ニッケル合金珪酸塩(けいさんえん)鉱物とをほぼ等量に含む隕石


石鉄隕石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/27 19:06 UTC 版)

石鉄隕石(せきてついんせき、英語: stony-iron meteorite)はと、ほぼ等量のニッケル合金とケイ酸塩鉱物からなる隕石のことである[1]


  1. ^ 森本 1989, p. 31.


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石鉄隕石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 15:19 UTC 版)

隕石」の記事における「石鉄隕石」の解説

石鉄隕石 (stony-iron meteorite) は、ほぼ等量Fe-Ni合金ケイ酸塩鉱物から成る隕石である。分化した天体マントル由来するパラサイト (pallasite) とメソシデライト (mesosiderite) に分類される固体惑星似た組成小天体のうち、概ね直径100キロメートル上のものは内部融解し得ると考えられている。小天体の内部融解生じれば重力によって成分分離起こり密度大き金属中心に集まってとなり、これをより密度小さ岩石質の物質包んでマントルとなる。このような小天体が、相互衝突などによる何らかの外力受けて破壊されたものが、隕石として地表落下してくる天体小片であると考えられる中心核鉄隕石であり、マントル部が石質隕石である。小天体の中マントル明瞭な境界があるのではなく境界領域では金属岩石混在する。これが石鉄隕石の起源物質であると考えられている。 トロイライト呼ばれる鈍い金属光沢を持つ硫化鉄鉱物を伴うことが多い。

※この「石鉄隕石」の解説は、「隕石」の解説の一部です。
「石鉄隕石」を含む「隕石」の記事については、「隕石」の概要を参照ください。

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