石鈇蔵王大権現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 20:34 UTC 版)
680年頃、役行者が石鈇山を仰ぎ見ることのできる龍王山に籠り、不動ヶ滝に身を清め修行をされ、阿弥陀三尊と三体の石鈇権現を本尊とする天河寺(てんがじ)を開基する。法安寺の住職である石仙により横峰寺が開かれ、その弟子でもあった上仙が石鎚蔵王大権現を称えて石鎚山開山へと導く。黒川道の行者堂址(石鎚神社成就社の手前・標高969メートル付近)には上仙の石像が祀られており、この黒川谷界隈で厳しい修行をなされ、石鎚蔵王大権現を深く信仰、称えた地とされている。
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