開基とは? わかりやすく解説

かい‐き【開基】

読み方:かいき

[名](スル)

物事のもとを開くこと。基礎を築くこと。

ビホロ町では、…—六十周年町制施行三十周年祝典催される」〈武田泰淳森と湖のまつり

仏寺または一宗派を創立すること。また、その僧。開山

仏寺創建の際、財政的支持を行う世俗の人。特に禅宗で、開山区別していう。


開基

読み方:カイキkaiki

仏寺創立すること、開いた人。

別名 開山(かいさん)、開祖(かいそ)


かいき 【開基】

開山

開基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/12 22:35 UTC 版)

開基(かいき)




「開基」の続きの解説一覧

開基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 04:20 UTC 版)

摂取寺」の記事における「開基」の解説

元禄4年1691年4月9日肥後国八代町壮厳住職准誉により開基される。

※この「開基」の解説は、「摂取寺」の解説の一部です。
「開基」を含む「摂取寺」の記事については、「摂取寺」の概要を参照ください。


開基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 17:46 UTC 版)

高家寺」の記事における「開基」の解説

戸田松平家は、譜代として初め松平名字許される徳川家康異父松姫久松俊勝於大の方の娘)を藩祖戸田康長娶ったためであった。康長と松姫には長男・永兼が居た早世した。康長には妾腹次男に忠光、三男に康直がおり、忠光が後継者であった。彼は2代将軍徳川秀忠3代将軍徳川家光両方偏諱授かっているほど、期待され人物であった。忠光には妾腹松平光重正妻の子女子がいた。ところが、忠光は父・康長に先立って亡くなる。そのために忠光の弟の康直が跡を継いだ。康直には子がおらず、忠光の子ある光重が跡を継いだ。この光重の妹であり、忠光の正室長女であったのが二の丸殿である。 その後戸田松平家公卿羽林家一つである今城家と、何代にもわたり婚姻関係を結ぶ。戸田家三大臣家である正親町三条家支流である。家紋1つ戸田連翹(とだれんぎょう)を用いる。これは正親町三条家家紋である連翹襷(れんぎょうだすき)の変形で、高家寺寺紋はこの戸田連翹である。寺伝では、この大臣家正親町三条家支流であるために「高家」を名乗ったとされる高家とは元々は貴族意味していた。 高家寺境内江戸初期中山道地図上に、本堂観音堂摩利支天鎮守堂挿し絵確認される寺領425程度現在の岐阜駅のすぐ南にあった江戸期盛衰あり、加納藩安藤信成の時、その藩政問題がありお家騒動発生し安藤家陸奥磐城平藩に減転封され、永井家に代わった1756年以降高家寺記録散失した。ただし、灯籠が何本もあり、荒寺であったわけではないことが確認される明治時代岐阜駅創る際に移動させられ、その移動先も太平洋戦争戦火により全焼した。仮堂のままであったものを、岐阜易前の開発に伴い岐阜市鷺山に仮移設し、その後平成5年1993年)に現在地移転した

※この「開基」の解説は、「高家寺」の解説の一部です。
「開基」を含む「高家寺」の記事については、「高家寺」の概要を参照ください。


開基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:14 UTC 版)

国泰寺 (広島市)」の記事における「開基」の解説

文禄3年1594年)、安国寺恵瓊現在の広島市中区中町臨済宗の寺院霊仙寺」を「安国寺」として大改装したのに始まる。本堂建立に際して朝鮮出兵恵瓊持ち帰った材木使用された。豊臣秀吉死後恵瓊秀吉遺髪持ち帰り安芸安国寺不動院広島市東区)』と安国寺遺髪塚を建立する。開基時においては現在の愛宕跡付近が海岸線であり、それより南には広島湾広がっていた。

※この「開基」の解説は、「国泰寺 (広島市)」の解説の一部です。
「開基」を含む「国泰寺 (広島市)」の記事については、「国泰寺 (広島市)」の概要を参照ください。


開基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 02:43 UTC 版)

岫雲院」の記事における「開基」の解説

延久3年1071年菊池氏初代菊池則隆春日大明神勧請し、その神護寺として建立したのがこの天台宗春日寺であると伝わっている。寛永9年1632年)に肥後の国となった細川忠利岫雲院の名を与え以後岫雲院が正式の名称となった

※この「開基」の解説は、「岫雲院」の解説の一部です。
「開基」を含む「岫雲院」の記事については、「岫雲院」の概要を参照ください。


開基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 20:52 UTC 版)

進美寺」の記事における「開基」の解説

進美寺山の山腹位置する寺院。寺の歴史記した日前進美寺縁起によれば文武天皇御宇慶雲2年705年)に行基菩薩諸国勝地行脚但馬国に来錫した際、聖観世音菩薩安置して霊場開いたことに始まるとされる。これが現在に至るまで本尊として安置されている聖観世音菩薩である。聖武天皇御代に勅を賜って十三四面大伽藍建立され四十二の別院有した

※この「開基」の解説は、「進美寺」の解説の一部です。
「開基」を含む「進美寺」の記事については、「進美寺」の概要を参照ください。


開基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 06:19 UTC 版)

開山 (仏教)」の記事における「開基」の解説

類義語として「開基」があり、後に同義語として用いられるようになったが、厳密に両者は別々のものである。「開基」は、寺院創始にあたって必要な経済的支持与えた者、ないし世俗在家実力者大檀那)を指す語である。例え円覚寺場合寺院建立事業担った北条時宗が開基であり、時宗招請され住持となった無学祖元師が開山である。 ただし、宗旨宗派によって、これらの語の用法には相違がある。宗派を開くに際して総本山をひらくことから生じ転用として、宗祖を特に「開山」と呼ぶ宗派もある。浄土真宗では、宗祖とされる親鸞を「開山」(「御開山」)とも呼ぶことから、末寺創始者を「開基」と呼んで区別する曹洞宗では、道元を「開山禅師」と呼んでいる。また、禅宗における用法として、寺院創始した僧侶自身が、師への尊崇の念から自らではなく師を開山とする「勧請開山」(かんじょうかいさん)があり、この場合実際創始者たる僧侶自身を「創建開山」(そうけんかいさん)と称する

※この「開基」の解説は、「開山 (仏教)」の解説の一部です。
「開基」を含む「開山 (仏教)」の記事については、「開山 (仏教)」の概要を参照ください。


開基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/31 13:23 UTC 版)

安楽行院」の記事における「開基」の解説

藤原通基現在の上京区設置しその後北朝天皇位牌安置されいたものの、後に廃絶したとされている持明院安楽光院)の後身とする説もあるが、不明確実に辿れるのは、1304年嘉元2年)に後深草院崩御の後にこの地に葬られ法華堂造営されたことに由来する

※この「開基」の解説は、「安楽行院」の解説の一部です。
「開基」を含む「安楽行院」の記事については、「安楽行院」の概要を参照ください。


開基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 12:37 UTC 版)

五劫院」の記事における「開基」の解説

重源 - 中国から将来した五劫思惟阿弥陀仏像(本尊)を安置した一寺始まりとされる

※この「開基」の解説は、「五劫院」の解説の一部です。
「開基」を含む「五劫院」の記事については、「五劫院」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「開基」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「開基」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「開基」の関連用語

1
開基し 活用形辞書
94% |||||

2
開基しろ 活用形辞書
94% |||||

3
開基せよ 活用形辞書
94% |||||

4
開基できる 活用形辞書
94% |||||

5
かいきしうる 活用形辞書
92% |||||

6
かいきして 活用形辞書
92% |||||

7
開基さす 活用形辞書
92% |||||

8
開基させる 活用形辞書
92% |||||

9
開基され 活用形辞書
92% |||||

10
開基される 活用形辞書
92% |||||

開基のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



開基のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの開基 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの摂取寺 (改訂履歴)、高家寺 (改訂履歴)、国泰寺 (広島市) (改訂履歴)、岫雲院 (改訂履歴)、進美寺 (改訂履歴)、開山 (仏教) (改訂履歴)、安楽行院 (改訂履歴)、五劫院 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS