石錐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/11 15:16 UTC 版)

石錐(せきすい/いしきり)は剥片石器の一種で、獣皮や樹皮などに穴を開けるための工具(穿孔具)[2]。一種の携帯ドリルで、日本列島では旧石器時代に出現した[3]。
概要
材料は黒曜石やチャート、粘板岩、頁岩が多い[4]。打製石器の範疇に含めることが多いが、先端のドリル部分には磨きをかけることが多い。
同音の石錘(せきすい)は網漁に用いられる漁具である「おもり」であり、使用法・製作法ともに異なる。石錘と区別するため「いしきり」と呼称する場合もある。
脚注
参考文献
- 斎藤, 忠「石錐」『日本考古学用語辞典』学生社、2004年、21頁。ISBN 4311750331。
関連項目
石錐
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「石錐」の例文・使い方・用例・文例
- 石錐という打製石器
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