譲原石器時代住居跡とは? わかりやすく解説

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譲原石器時代住居跡

名称: 譲原石器時代住居跡
ふりがな ゆずりはらせっきじだいじゅうきょあと
種別 史跡
種別2:
都道府県 群馬県
市区町村 藤岡市譲原
管理団体
指定年月日 1948.12.18(昭和23.12.18)
指定基準 史1
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 神流川の上左岸に臨む段丘地帯存し、現在美原小學校讓原分教場敷地となっている。昭和十二六月發見されたもので岩塊をもつてほゞ長方形敷き長径約7尺8寸、短径約6尺5寸を有し、その週辺に石礫残存する中央扁平石の組合せによる長方形の爐跡が存するが、住居跡内に石鏃石斧石錐檢出されこの附近から縄文式土器初め土偶滑車形土制耳飾等の土製品や、石鏃石錐石皿石棒等の石器出土した
石器時代敷石住居跡としては比較規模小さいが、かゝる奥深い山狹地帯存する例として稀有のものである
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譲原石器時代住居跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/17 19:43 UTC 版)

譲原石器時代住居跡
譲原石器時代住居跡
位置

座標: 北緯36度08分28秒 東経139度02分25秒 / 北緯36.14111度 東経139.04028度 / 36.14111; 139.04028 譲原石器時代住居跡(ゆずりはらせっきじだいじゅうきょあと)は、群馬県藤岡市譲原にある、縄文時代の住居跡である。1948年12月18日、国史跡に指定された。

概要

神流川の上流左岸に臨む段丘地帯にある。現在は道の駅上州おにしの敷地にある。1937年6月に発見されたものであり、岩塊をもってほぼ長方形に敷き、長径約4.3m×短径約3.6mであり、週辺には石礫が残っている。中央に扁平石の組合せによる長方形の爐跡があるが、住居跡から石鏃、石斧、石錐が検出されており、この付近から縄文土器を初めとする、土偶滑車形土制耳飾等の土製品や、石鏃、石錐、石皿、石棒等の石器などが出土した。石器時代の敷石住居跡としては比較的規模が小さいものの、かかる奥深い山狹地帯に存する例として稀有の遺跡である[1]

脚注

  1. ^ 譲原石器時代住居跡 - 国指定文化財等データベース(文化庁


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