田上隕石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/03 00:13 UTC 版)
田上隕鉄(田上山隕鉄) Tanokami Mountain |
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国立科学博物館の展示
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発見国 | ![]() |
発見場所 | 滋賀県栗太郡 現:滋賀県大津市 |
発見日 | 1885年 |
総回収量(TKW) | 174kg |
プロジェクト:地球科学/Portal:地球科学 |
田上隕石(たなかみいんせき)、田上隕鉄(たなかみいんてつ)、田上山隕鉄(たなかみやまいんてつ、国際名称:Tanokami Mountain)は、滋賀県の田上山で発見された隕石[1][2]。
概要
1885年(明治18年)、大津市にある田上山で発見されたIIIEに分類される鉄隕石である[2]。
日本で最も重い隕石[2]で重量は174kg[1]。日本最大の鉄隕石でもある[1]。切断面にみられるウィドマンシュテッテン構造の模様が特徴[1]。鉱物仲買人の上野滝蔵が発見したと伝わるが[1]、飛来時期及び発見当時の詳細な状況は不明とされている[2]。
1905年(明治38年)以降、国立科学博物館(展示当初は帝国博物館)で展示されている[2][3]。
脚注
関連項目
外部リンク
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