小城隕石とは? わかりやすく解説

小城隕石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/16 09:55 UTC 版)

小城隕石
Ogi
発見国 日本
発見場所 肥前国小城郡
現:佐賀県小城市小城町
落下日 1741年6月8日
和暦寛保元年4月25日
総回収量(TKW) 13.94kg
プロジェクト:地球科学Portal:地球科学
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小城隕石(おぎいんせき、国際名称:Ogi)は、1741年6月8日和暦寛保元年4月25日)に現在の佐賀県小城市小城町に落下した隕石である。

解説

4個の隕石(重量5.64kg、4.3kg、約2kg×2)が回収された。H6コンドライト隕石(石質隕石)である。

小城藩5代藩主・鍋島直英の治世時代に落下し、小城鍋島家が保有していたが、明治になってから4.3kgの破片はイギリス公使ハリー・パークスの要請によりイギリスに渡り、ロンドン自然史博物館の所有となった。

2kgの破片は行方が分からなくなっている。

5.64kgの破片は東京の鍋島邸[注 1]太平洋戦争による空襲で被災して以来所在不明だったが、2025年9月9日放送分のテレビ東京開運!なんでも鑑定団』において、関連文書などを含めて登場し、本物と鑑定され3000万円の値が付いた。約80年ぶりの発見となる[1][2][3]

脚注

注釈

  1. ^ 小城藩鍋島家(子爵)の邸宅が存在したのは現在の東京都世田谷区用賀であったと言われる。

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