ツングースカ大爆発
別表記:ツングースカ事件
英語:Tunguska Explosion、Tunguska Event
1908年6月30日にロシア帝国(現、ロシア連邦)領内のポドカメンナヤ・ツングースカ川上流付近の上空で起こった大爆発のこと。第一次世界大戦やロシア革命などの動乱が落ち着きを見せた1921年に、鉱物学者のレオニード・クーリックを中心とする調査団が原因究明にあたった。しかし当初有力とされていた隕石落下説を裏付ける証拠は発見されず、さまざまな説を唱える者が現れたことで世界の謎の一つにも数えられるに至る。2013年を迎え綿密な地層の調査が行われた結果、事件の発生から100年以上を経てようやく原因は隕石のエアバースト(空中爆発)であると特定された。
- Tunguska Explosionのページへのリンク