本地とは? わかりやすく解説

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ほん‐じ〔‐ヂ〕【本地】

読み方:ほんじ

仏・菩薩(ぼさつ)が人々を救うために神の姿となって現れ垂迹(すいじゃく)身に対してその本来の仏・菩薩本地仏

本来の姿本体

「人はまことあり。—尋ねたるこそ、心ばへをかしけれ」〈堤・虫めづる姫君

本性本心

「酔ひても—忘れずとて」〈伽・酒呑童子

漆器下地で最も堅牢なもの。


ほん‐ち【本地】

読み方:ほんち

この土地当地

もとの土地本国

帰陣已後、—にて呼べるかたありつれど、これを受けず中国蟄居したりけるが」〈色道大鏡一五


本地

読み方:ホンチ(honchi)

江戸時代、もとからの知行地本領の意。

別名 本知


本地

読み方:ホンジ(honji)

所在 広島県山県郡北広島町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

本地垂迹

(本地 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 06:23 UTC 版)

本地垂迹(ほんじすいじゃく)とは、仏教が興隆した時代に発生した神仏習合思想の一つで、神道の八百万の神々は、実は様々な菩薩天部なども含む)が化身として日本の地に現れた権現(ごんげん)であるとする考えである。仏本神迹説と呼ばれる場合もある。


  1. ^ 八幡神を八幡大菩薩とするなど。
  2. ^ 日本史用語研究会『必携日本史用語』(四訂版)実教出版(原著2009-2-2)。ISBN 9784407316599 
  3. ^ 大森 2011, pp. 30–45.
  4. ^ 『修験道の本』少年社編集制作、学習研究社発行、1999年1月15日発行、158頁
  5. ^ 天神信仰には、主神である天満大自在天神が、衆生を救うため様々な神仏へ分身したのだとする思想がある。
  6. ^ a b 全国歴史教育研究協議会『日本史B用語集―A併記』(改訂版)山川出版社(原著2009-3-30)。ISBN 9784634013025 


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