浅発地震
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 14:41 UTC 版)
1984年6月13日 - Mj 5.9 鳥島近海。八丈島の八重根漁港で130cmから150cmの津波が観測されるなど、伊豆諸島や房総半島から四国にかけて津波を観測、津波マグニチュード(Mt)は 7.3 と地震規模に比較して津波の規模が異常に大きな津波地震であった。当時の観測記録のなかで、最も小さいマグニチュードで津波を発生させた地震である。 1996年9月5日 - Mj 6.2 鳥島近海(スミスカルデラ付近)で発生。地震の規模から推定されるより大きな津波(館山 5cm、大島 20cm、三宅島 16cm、八丈島 26cm)が発生している。 2006年1月1日 - Mj 5.9 鳥島近海(スミスカルデラ付近)。最大17 cmの津波が観測されている。 2006年10月24日 - Mj 6.8 鳥島近海(月曜海山付近)。発震機構は正断層型。この地震によって伊豆諸島などで微弱な津波を観測した。最大の観測値は三宅島で13cm。 2015年5月3日 - Mj 5.9 鳥島近海(スミスカルデラ付近)。地震の規模が小さかったため、気象庁は津波は発生しないと予測していた。しかし八丈島で0.5mの津波が観測されたため、急遽伊豆諸島と小笠原諸島に津波注意報を発表した。被害はなかった。この津波波源はミスカルデラ内で マグマ貫入によって生じた1mを超える海底の隆起が原因とする研究がある。 2018年5月6日 - Mj 5.7 鳥島近海 (スミスカルデラ付近)。八丈島で0.3mの津波を観測。
※この「浅発地震」の解説は、「鳥島近海地震」の解説の一部です。
「浅発地震」を含む「鳥島近海地震」の記事については、「鳥島近海地震」の概要を参照ください。
浅発地震と同じ種類の言葉
- 浅発地震のページへのリンク