当時の錦絵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 07:55 UTC 版)
小国政こと五代目歌川国政の手になる錦絵瓦版『明治丙申三陸大海嘯之實況(めいじ ひのえ さる さんりく だいかいしょう の じっきょう)』は、この災害に対する当時の人々の捉え方を今日に伝えている(東京大学地震研究所所蔵)。巨大な津波が川に入って逆流する海嘯となって人や民家、木々やらのもろもろを容赦無く呑みこんでゆき、周りでは寺社が炎上しているなど、多少の脚色(木桶風呂に逃げ込み生き延びた女性が入浴中の姿である等)を交えながら描いている。
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