貫匈人の登場する作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/30 03:34 UTC 版)
『鏡花縁』 穿匈国が旅の途中に舞台として登場する。穿匈人たちは心臓が胸にはなく、かなり下の位置に移動していると設定されている。 富川吟雪『朝比奈島渡』(1776年) 朝比奈三郎がたどりつく異国の一つとして登場し描かれている。「はらにあなのある国」と文にあり、穴に棒をとおして担ぎ運ぶ様子が描かれている。 葛飾北斎『北斎漫画』 第3編(1815年)に描かれている。胸に穴のあいている姿が描かれている。 生人形 松本喜三郎による安政年間(1854年 - 1860年)の生人形(いきにんぎょう)などに制作されていたという例が当時の錦絵(歌川国芳)などから確認できる。 河鍋暁斎「柿の曲食」 錦絵による戯画組み物『暁斎百図』(1863年 - 1866年)中の1枚「柿の曲食」に描かれている。 河鍋暁斎『朝比奈三郎絵巻』(1868年頃) 暁斎による絵巻物作品。朝比奈が訪れる異国のひとつとして登場している。棒を穴に通し二人の貫匈人によって運ばれる様子も描写されている。
※この「貫匈人の登場する作品」の解説は、「貫匈人」の解説の一部です。
「貫匈人の登場する作品」を含む「貫匈人」の記事については、「貫匈人」の概要を参照ください。
- 貫匈人の登場する作品のページへのリンク