バイエル薬品とは? わかりやすく解説

バイエル薬品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 08:22 UTC 版)

バイエル (企業) > バイエル薬品
武田薬品工業 > バイエル薬品
バイエル薬品株式会社
Bayer Yakuhin, Ltd.
本社が入居するブリーゼタワー
種類 完全子会社株式会社
本社所在地 日本
530-0001
大阪府大阪市北区梅田2-4-9
ブリーゼタワー
北緯34度41分55.2秒 東経135度29分38秒 / 北緯34.698667度 東経135.49389度 / 34.698667; 135.49389座標: 北緯34度41分55.2秒 東経135度29分38秒 / 北緯34.698667度 東経135.49389度 / 34.698667; 135.49389
設立 1973年4月5日
業種 医薬品
法人番号 5120001057709
事業内容 医薬品・医療機器・動物用医薬品の開発・輸入・製造・販売
代表者 代表取締役社長 イン・チェン
資本金 22億7,342万5,000円
売上高
  • 2,159億9,600万円
(2024年12月期)[1]
営業利益
  • 120億3,900万円
(2024年12月期)[1]
経常利益
  • 110億6,200万円
(2024年12月期)[1]
純利益
  • 66億4,200万円
(2024年12月期)[1]
総資産
  • 1,649億2,100万円
(2024年12月期)[1]
従業員数 1,522名(2024年12月現在)
決算期 12月31日
所有者 バイエル
主要株主 バイエルホールディング 100%
外部リンク www.pharma.bayer.jp/ja/
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バイエル薬品株式会社(バイエルやくひん、: Bayer Yakuhin, Ltd.)は、大阪府大阪市北区梅田二丁目に本社を置く日本製薬会社である。

会社概要

  • 1863年、ドイツに「フリードリヒ・バイエル社」が創立。
  • 1888年、バイエル医薬品「フェナセチン」が日本に紹介される。
  • 1911年、「フリードリヒ・バイエル合名会社」を設立。
  • 1973年4月、バイエル吉富武田明治の4社による日独合弁にて創立された。
  • 医療用医薬品事業を中心に、医療機器・ヘルスケア事業を行っている。
  • 2007年7月、「日本シエーリング株式会社」と事業統合し、新生「バイエル薬品株式会社」となった。
  • 2020年までは動物用医薬品を製造していたが、現在はエランコに事業を引き継いだ。

製品案内

医療用医薬品

※ 代表的な製品のみ記載。

  • ゼチーア錠10mg
  • ホスレノール
  • アダラート
  • イグザレルト錠
  • バイアスピリン錠100mg
  • アスペノン
  • アデムパス錠
  • レビトラ
  • アトーゼット
  • ロスーゼット
  • アイリーア
  • ヤーズフレックス
  • ミレーナ
  • ゾーフィゴ
  • ネクサバール
  • スチバーガ
  • コージネイト
  • コバールトリイ
  • ガドビスト
  • クラリチン

一般用医薬品

  • バイエルアスピリン - 非ピリン系解熱鎮痛薬
  • スコービオ - 水虫薬
  • バイクリア - 水虫薬

医療機器

  • ブリーズ2

動物用薬品

  • バイトリル

主要事業所

事業所一覧

2016年(平成28年)1月1日時点
支店・動物用薬品事業部・配送センター・工場・営業所
  • 北海道支店(北海道地方エリア担当)
  • 東北支店(東北地方エリア担当)
  • 動物用薬品事業部
    • 〒100-8265 - 東京都千代田区丸の内1-6-5(丸の内北口ビル25階)
  • 東京支店(東京都エリア担当)
    • 〒100-8265 - 東京都千代田区丸の内1-6-5(丸の内北口ビル25階)
  • 北関東甲信越支店(北関東甲信越地方エリア担当)
    • 〒100-8265 - 東京都千代田区丸の内1-6-5(丸の内北口ビル25階)
  • 千葉・埼玉支店(千葉・埼玉・南関東エリア担当)
    • 〒100-8265 - 東京都千代田区丸の内1-6-5(丸の内北口ビル25階)
  • 神奈川支店(神奈川エリア担当)
    • 〒100-8265 - 東京都千代田区丸の内1-6-5(丸の内北口ビル25階)
  • 東海支店(東海地方エリア担当)
  • 大阪支店(関西地方エリア担当)
    • 〒530-0001 - 大阪市北区梅田2-4-9(ブリーゼタワー31階)
  • 京滋北陸支店(京滋北陸地方エリア担当)
    • 〒530-0001 - 大阪市北区梅田2-4-9(ブリーゼタワー31階)
  • 動物用薬品事業部 大阪桜島ディストリビューションセンター
    • 〒554-0031 - 大阪市此花区桜島3-4-9(三菱倉庫株式会社 桜島第二営業所1号配送センター内)
  • 配送センター
    • 〒554-0031 - 大阪市此花区桜島3-4-24(三菱倉庫株式会社 桜島第二営業所3号配送センター内)
  • 中四国支店(中国・四国地方エリア担当)
  • 九州支店(九州地方沖縄エリア担当)
  • 滋賀工場
  • 動物用薬品事業部 仙台営業所(北日本エリア担当)
    • 〒981-0811 - 仙台市泉区泉中央1-14-1(インテレクト21 4階)
  • 動物用薬品事業部 東京営業所(東日本エリア担当)
    • 〒100-8265 - 東京都千代田区丸の内1-6-5(丸の内北口ビル25階)
  • 動物用薬品事業部 大阪営業所(中日本エリア担当)
  • 動物用薬品事業部 福岡営業所(西日本南日本エリア担当)
    • 〒810-0042 - 福岡市中央区赤坂1-13-10(赤坂有楽ビル8階)

沿革

  • 1973年4月 - バイエル社・武田薬品工業吉富製薬の3社合弁により設立。
  • 1988年 - カッター・ジャパン株式会社と合併
  • 1995年5月 - 京都府木津町(現・木津川市)に中央研究所を開設。
  • 2001年 - バイエル株式会社(現在のバイエルホールディング株式会社)の完全子会社となる。
  • 2004年 - 中央研究所を閉鎖(施設は2005年にロート製薬へ売却し、2006年5月に「ロートリサーチビレッジ京都」に改称)。
  • 2007年7月 - 日本シエーリング株式会社と統合。
  • 2008年1月 - バイエルメディカル株式会社の動物用薬品事業部を統合。
  • 2010年 - インテンディス株式会社を合併。
  • 2016年7月 - アレルギー疾患治療剤「クラリチン」の日本におけるOTC医薬品に関するライセンスおよび商業化に関する条約を大正製薬と締結したことを発表[2]
  • 2017年1月 - 「クラリチン」のスイッチOTC製品がバイエル薬品として初めてのスイッチOTC医薬品として製造販売承認を取得[3]。前述の条約に基づき、同月に大正製薬が「クラリチンEX」として販売を開始。

不祥事

関連項目

注釈

外部リンク


バイエル薬品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 13:55 UTC 版)

バイエル (企業)」の記事における「バイエル薬品」の解説

詳細は「バイエル薬品」を参照 バイエル薬品は大阪市北区ブリーゼタワー本社がある。滋賀県甲賀市工場がある。もともと同社吉富製薬長く関係を持っていたこともあり、また他には同社同じくドイツ製薬企業であるシェーリング(Schering AG, 2006年バイエル経営統合し、バイエル・シェーリング・ファーマ (Bayer Schering Pharma) となる)も関西日本オフィスとして日本シエーリング2007年7月1日に旧バイエル薬品と経営統合し、バイエル薬品となる)を置いていた。 京都府相楽郡木津町(現木津川市)の関西文化学術研究都市研究所置いていたが、2005年平成17年)にロート製薬売却した

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