丸の内 (甲府市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/29 10:21 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
丸の内
|
|
---|---|
甲府市役所
|
|
北緯35度39分20.25秒 東経138度34分3.27秒 / 北緯35.6556250度 東経138.5675750度 | |
国 | ![]() |
都道府県 | ![]() |
市町村 | ![]() |
地区 | 春日地区 |
人口 | |
• 合計 | 2,779人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
400-0031[2]
|
市外局番 | 055 (甲府MA)[3] |
ナンバープレート | 山梨 |
※座標は甲府市役所付近 |
丸の内(まるのうち)は山梨県甲府市の地名であり、現行行政町名は丸の内一丁目から丸の内三丁目。住居表示実施済み区域。郵便番号は400-0031[2]。
概要
北側にある甲府駅から南側へ平和通りが通っており、通りの北東側に一丁目、北西側が二丁目、南西側が三丁目となっている。
一丁目には甲府城や甲府駅をはじめ山梨県庁や甲府市役所などの庁舎をはじめ岡島百貨店や山交百貨店などの大型店舗を中心とした商店街、山梨中央銀行やみずほ銀行甲府支店などの金融機関、また、いくつかのビジネスホテルがあるなど、平和通りから東西に通る城東通りを挟んで南側に位置する中央一丁目と並び名実共に甲府市の中心部となっている。
二丁目は平和通り沿いに甲府信用金庫本店をはじめとするオフィスビルが建ち並んでおり、路地裏に山梨県立図書館を中心にマンションが建ち並んでいる。三丁目は東に隣接する中央地区や南に隣接する相生地区とあわせて保険会社のビルが建ち並び、路地裏は二丁目同様住宅地である。
オリオンスクエア
オリオンスクエアは東京電力パワーグリッド山梨総支社から岡島百貨店と山梨中央銀行本店の間まで南北100メートルにわたり伸びる商店街である。
元々は甲府地方検察庁の検事正宿舎があったところで、戦後に商店街オリオン通り(オリオンどおり)として開発された。1956年(昭和31年)に葦張りのアーケードが完成、1961年(昭和36年)にアーチ状の鉄骨造のものを経て2010年(平成22年)に現在のガラス張りのものに架け替えられ、併せて現在の名前に改称された。このアーケードは通り全体を覆っており、雨に濡れずに往来することができる。またスーパーマーケットの「オギノ」と洋菓子チェーンの「シャトレーゼ」発祥の地であり、「オギノ」はパセオとして2007年(平成19年)まで営業を続ていた。跡地は複合ビルココリが建っている。「シャトレーゼ」は合併などにより同所を離れていたが、2009年(平成21年)10月にレストランを併設した直営店を開業していた(2014年に再撤退)。
歴史
- 1593年(文禄2年)‐ 浅野長政、浅野幸長らにより甲府城築城。
- 1873年(明治6年)‐ 甲府城廃城。
- 1903年(明治36年)‐ 中央本線続伸により甲府駅開業。
- 1930年(昭和5年)‐ 山梨県庁舎が一丁目(現在地)に移転。
- 1932年(昭和7年)‐ 山梨交通電車線が甲府駅前から増穂町(現在の南巨摩郡富士川町)まで開通。
- 1938年(昭和13年)‐ 岡島百貨店開業。
- 1945年(昭和20年)‐ 甲府空襲により甲府市役所が一丁目(現在地)に移転。
- 1962年(昭和37年)‐ 山梨交通電車線廃止。
- 1965年(昭和40年)‐ 山交百貨店が中央地区から移転開業。
- 1964年(昭和39年)‐ 住居表示の実施により、それまでの紅梅町、錦町から現地名に変更。
- 1985年(昭和60年)‐ かいじ国体に併せ甲府駅舎などが整備される。
- 1998年(平成10年)‐ 甲府西武閉店。
- 2010年(平成22年)‐ ココリ竣工。
- 2013年(平成25年)‐ 甲府市役所改築。
- 2017年(平成29年)‐ 甲府駅バスターミナルの改修が完了。
- 2019年(令和元年)‐ 山交百貨店閉店。
世帯数と人口
2018年(平成30年)8月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
丸の内1丁目 | 397世帯 | 717人 |
丸の内2丁目 | 646世帯 | 1,051人 |
丸の内3丁目 | 520世帯 | 1,011人 |
計 | 1,563世帯 | 2,779人 |
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4][5]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
丸の内1丁目 | 全域 | 甲府市立舞鶴小学校 | 甲府市立西中学校 |
丸の内2丁目 | 全域 | ||
丸の内3丁目 | 全域 |
施設·建物
丸の内一丁目
- 甲府城
- 甲府駅(セレオ甲府、甲府駅バスターミナルなど)
- 山梨県庁
- 甲府市役所
- 山梨県警察本部
- 岡島百貨店
- ココリ
- 山梨中央銀行本店
- みずほ銀行甲府支店
- 山梨県民会館
- 山梨労働局
- 甲府税務署
- 東横イン甲府駅南口Ⅰ
- 甲府地区広域行政事務組合中央消防署
- 甲府地方合同庁舎
丸の内二丁目
丸の内三丁目
脚注
- ^ a b “住民基本台帳人口・世帯数 - 平成30年 町丁別人口・世帯数(各月末日現在)”. 甲府市 (2018年9月4日). 2018年9月24日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年9月24日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年9月24日閲覧。
- ^ “甲府市立小学校通学区域一覧(住所から)”. 甲府市 (2017年4月1日). 2018年9月24日閲覧。
- ^ “甲府市立中学校通学区域一覧(住所から)”. 甲府市 (2017年4月1日). 2018年9月24日閲覧。
関連項目
- 丸の内 (曖昧さ回避)
- オリオン通り ‐ 栃木県宇都宮市にある同名の通りについて。
![]() |
朝日 | 北口 | 愛宕町 | ![]() |
宝 | ![]() |
中央 | ||
![]() ![]() |
||||
![]() |
||||
寿町 | 相生 | 中央/相生 |
|
「丸の内 (甲府市)」の例文・使い方・用例・文例
- 生まれ変わった丸の内ビルディング
- 東京のオフィス街を象徴する丸の内ビルディングが改築され,9月6日開業した。
- 生まれ変わった丸の内ビルディングは,企業のオフィスのほか,約140のレストランや店舗を収容する。
- 丸の内地区には,たくさんの三菱グループ企業が本社ビルをかまえている。
- 空きを埋めるため,丸の内地区の多くのビルを所有する三菱地所は今,ビルを賃貸しするために企業に宣伝している。
- 同社の代表者は,三菱東京フィナンシャル・グループの企業が丸の内地区にやって来るので,「三菱村」はいまだ活気あふれる場所だと言う。
- 同駅の丸の内側にある有名な赤れんが造りの建物が,最初の設計を基準として再建される予定だ。
- 東京駅近くの新丸の内ビルディングが新たな観光名所となっている。
- 5月27日,東京・丸の内のオフィス街が「東京ストリート陸上」の会場になった。
- 丸の内に新美術館オープン
- 三(みつ)菱(びし)一号館美術館が4月6日,東京のオフィス街,丸の内にオープンした。
- 東京駅の丸の内駅舎の復元工事が来年6月に完了する。
- タニタは,1月に東京・丸の内にレストランを開業すると先日発表した。
- その新しいレストラン「丸の内タニタ食堂」では,同社の食堂と同様のヘルシーな食事を提供する。
- タニタは,同社の新しいレストランで丸の内エリアの会社員が健康を維持する手助けができればと考えている。
- 都内にあるタニタのレストラン「丸の内タニタ食堂」は,同社の食堂で出されている食べ物を基にしたヘルシーなランチで有名だ。
- 生産体制が整い次第,タニタは銀座三越と丸の内タニタ食堂で日常的に弁当を販売する計画だ。
- 丸の内の東京中央郵便局が改築される
- 7月17日,東京中央郵便局が,東京・丸の内に先日完成した高層オフィスビル「JPタワー」に移転した。
- 年賀はがきの販売促進のためのイベントが東京・丸の内の商業施設「キッテ」で開催された。
- 丸の内_(甲府市)のページへのリンク